このたび、過去に本学に勤務していた職員が、私的に使用する目的で、平成27年に開学20周年記念事業を実施するために開設した預金口座から、当該事業終了後の残余金を不正に出金し、私的な目的に使用していたことが発覚し、当該職員が昨年12月に懲戒免職となる事案が発生いたしました。
開学20周年記念事業の趣旨にご賛同いただき、御寄附いただいた皆様には、大変なご迷惑、ご心痛をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
再発防止に向けましては、監査委員事務局のご指導もあり、主管課とも協議し、チェック体制の強化などの再発防止対策を講じながら、任意団体会計の適正な事務執行にあたりたいと考えております。
なお、私的に使用された資金につきましては、全額返還されており、今後、当初の方針のとおり、学内の教育環境の整備への充当を予定しております。
このような事態は、県民の皆様の本学に対する信頼を著しく損なうものであり、今後、皆様からの信頼を回復すべく、本件のような不祥事が二度と起きないよう教職員の綱紀粛正と再発防止に努めてまいります。
今後とも本学への御指導・御鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年2月28日
茨城県立医療大学長 阿部 慎司
報道発表資料「任意団体の事業資金の私的使用に係る職員の懲戒処分について 」