1月24日に「筑波技術大学&医療大学交流セミナー」を開催しました。
国立大学法人筑波技術大学は国内唯一の聴覚障害者、視覚障害者のための大学であり、本学とは両大学の関係をさらに発展させ、相互のより緊密な連携協力により、地域の発展及び人材育成を図ることを目的として連携協定を締結しています。
今回の交流セミナーでは、「聴覚障害者とスポーツ(デフスポーツ)~2025年デフリンピックに向けて~」をテーマに、筑波技術大学の学生さん4名が講師となり、「聴覚障害とは」「デフスポーツ・デフリンピックとは」について学びました。
デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味であり、デフリンピック(デフ+オリンピック)は、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会です。
オリンピックと同様に、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれており、2025年11月には日本・東京で開催されます。日本では初めての開催であり、また1924年にパリで第1回デフリンピックが開催されてから、100周年の記念となる大会になるそうです。
一方デフリンピックは、オリンピックやパラリンピックに比べると一般的な認知度が低く、より多くの方にデフリンピックを知り、関心を持ってもらいたいとのことでした。
「プチ手話講座」では、指文字を使って自己紹介に挑戦しました。
グループに分かれて、あいさつや、趣味・食べ物など身の回りの言葉の手話での表し方を学びました。
教わった手話を使い、さっそく参加者同士でコミュニケーションをとる姿が印象的でした。
筑波技術大学のみなさん、貴重な機会をありがとうございました。
開催概要
日時
令和6年1月24日(水曜日)16時30分から
会場
茨城県立医療大学大講義室
テーマ
聴覚障害者とスポーツ (デフスポーツ)~2025年デフリンピックに向けて~
内容
- 聴覚障がい者とは
- デフスポーツとは
- デフリンピックについて
- プチ手話講座
講師
筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター 中島幸則先生 学生4名
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