12月15日(金曜日)に阿見町立君原小学校6年生のみなさんが本学の見学を行いました。これは、放射線技術科学科 鹿野直人准教授が主催する「医療と科学の体験教室:アイラボキッズ」が君原小学校との協働で実施したものです。
アイラボキッズでは、子どもたちが科学や医療に興味を持つことを目的に、自然科学、物理、医療など、幅広い分野の実験や観察を提供しています。また、この取り組みは鹿野准教授が研究代表者を務める本学の「地域貢献研究」として2020年から開催されています。
今回の大学見学では、「学科紹介」を通して医療大学で学ぶことで目指すことができる職業について説明しました。その後、大学内の施設の見学を行いました。
「放射線機器操作室」と「MRI実習室」の見学。
この教室は、放射線技術科学科が授業で使用するもので、実際に病院で使用されている機械が設置されています。MRI実習室では、実際に撮影を行い、見え方について説明を行いました。
図書館など、学内の散策を行い、キャンパスの雰囲気を体験しました。大講義室では、研究者を紹介する手作りの絵本の読み聞かせがあり、みなさんが熱心に聞いている姿が印象的でした。
シミュレーション教育実習室「あいらぼ」では、多様な種類のシミュレータが用意されており、医療現場のさまざまな場面を忠実に再現することができます。
実際に針を使った点滴の体験は、担任の先生が挑戦しました。6年生のみなさんは本物の聴診器を使用し、シミュレーション用の人形の呼吸音の確認を体験しました。
君原小学校の皆さん、お疲れさまでした。今日の体験を通して医療大学に興味を持っていただけると嬉しいです。