2月27日(火曜日)「おくりびとのお葬式」セミナー開催
2月27日(火曜日)、看護学科において「おくりびとのお葬式」セミナーが開催されました。
ご遺体処置のプロフェッショナルである「おくりびとのお葬式」の納棺師の皆さまを講師としてお招きし、お看取りの際の適切な対応について学びました。
多くの看護師はエンゼルケア(死後に行う処置)などの看取りの支援を、医療機関などの現場におけるOJTで実施しています。本セミナーは、より専門的なケア技術を習得することで、より質の高い看取りケアにつなげることを目的として企画されたものです。
「納棺の儀」デモンストレーション
お見送りをするにあたり、故人様の身なりを整えてお棺に納めることを納棺といいます。今回は「納棺の儀」における衣服の着せ替えの実演をしていただきました。
エンゼルケアセミナー~初期処置の重要性~
納棺師が行う故人様へのエンゼルケアについて説明を受けた後、医療従事者がエンゼルケアを行う重要性や、そのことがご遺族へ与える影響についてお話いただきました。
入棺体験
実際に棺に入り、蓋を閉める体験を行いました。
験した参加者からは、「意外と寝心地がよい」「落ち着く」などの声が聞こえました。また、生や死について新たな視点から考えるきっかけにもなりました。参加者全員、初めての体験でしたが、生きているうちに棺に入ることを体験すると長生きするとも言われているそうです。
「おくりびとのお葬式」の皆さま、貴重なお話と体験をありがとうございました。
開催概要
「おくりびとのお葬式」セミナー
日時
令和6年2月27日(火曜日)13時30分から
会場
茨城県立医療大学 福利厚生棟2階集会室1
講師
おくりびとのお葬式 3名
内容
- 「納棺の儀」デモンストレーション
- エンゼルケアセミナー~初期処置の重要性~
- 入棺体験