筑波大学・雙峰祭「レインボーリサーチハウス」(ジェンダー支援学生スタッフ企画)ワークショップに、作業療法学科の3年生2名が参加しました。
今回のワークショップは、筑波大学のヒューマンエンパワーメント推進局ジェンダー支援チーム・学生スタッフによって企画されたもので、「大学において多様な属性を持った学生、職員、教員など構成員をいかに包括していくか。」をテーマに、筑波大生と医療大生がそれぞれの考えや取り組みについて話し合いました。
学生スタッフとして活動している筑波大生からは、東京レインボープライドでブース出展したときの体験・留学先での体験や、問題意識を講義でテーマとして取り上げた経験など、それぞれが大学組織や教職員、学生同士とどのようにつながりを持ちながら普段の取り組みを行っているのかについての発表がありました。
本学の学生からは、学内セミナー(ダイバーシティセミナー/ダイバーシティ推進委員会・SDFD委員会共催)にて、レインボーパレードの参加した経緯や感想を発表した体験を話しました。また、医療職を目指す学生として、作業療法士の立場として考えたことなどを共有しました。
また、自分たちだけでは活動が限られてしまうことも、大学を越えた学生同士のつながりを生かすことで行動につなげることができるのではないか、という意見から、発信の方法や今後の取り組みに向けての具体的な話し合いもすることができました。
学生のみなさんが、自分たちの体験や取り組みを通して考えたことを共有し、これからの行動について活発に話し合う姿がとても印象的でした。今回のワークショップにより生まれたつながりが、今後に活かされていくことを期待しています。
【参考】ダイバーシティ推進委員会