11月30日、ボランティア団体「amiseed」さんが、子どもたちを対象とした「ブックサンタ活動」を行うために、本をラッピングする作業を本学で行い、学生13名がボランティアとして参加しました。
amiseedさんは町内で活動しているボランティア団体で、本学の学生に対しても、コロナ禍以降食料の配布を行うなど、大きな支援を頂いているほか、「医療とボランティア活動」という授業での講師もご担当いただいています。
『ブックサンタ』とは、NPO法人チャリティーサンタが全国の大変な境遇に置かれた子どもたちに本を贈るため2017年に書店と連携してスタートした社会貢献プロジェクトです。
本を贈りたいと思った人が本を買うと、チャリティーサンタをはじめとした全国数百のNPOを通じて、子ども達へ本のプレゼントが届きます。amiseedさんはこの活動の連携団体として参加し、地域のなかの支援を必要としている子どもたちにクリスマスプレゼントとして本を配布しています。
全国の書店を通じて寄付された約100冊の本を手に取りながら、その本にあわせたクリスマスカードを作成し、一冊ずつラッピングしていきます。
参加した学生より
- 「地域統合支援実習(※)」で、団体の取り組みを知り、参加しました。
- ラッピングをしながら、amiseedのみなさんから地域の子どもたちの様子を聞くことができました。これからも地域での取り組みなどに、できることから参加したいと思いました。
(※地域統合支援実習:作業療法学科の必修/専門科目。地域での活動に参加し、現場実習を通して地域で支援をしていく実際的な視点や実践力を培います)
看護学科・山口忍先生/斉藤瑛梨先生より
学生たちが本を受け取る子供たちのことを想像しながら取り組んでいる様子が見て取れました。学年・学科の枠を越えて協力し合うことができたのも良かったと思います。
本は、amiseedさんを通して、子どもたちにクリスマスプレゼントとして配布されます。学生の皆さんの想いが子供たちに伝わることを願っています。参加した皆さん、お疲れ様でした。