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地域多職種協働実習に参加した学生が報告会を開催しました

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2月5日(水曜日)、「地域多職種協働実習」に参加した学生が報告会を実施しました。

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「地域多職種協働実習」では、多職種協働連携の実際について現地医療従事者の講義や交流、病院や施設見学、活動を通じて学び、地域づくりのための地域医療の充実の視点から専門職の在り方を考えます。学生たちは、実習を通して茨城との相違点を考え、様々な価値観の中で多職種協働がどう構築されるかの経緯を理解し、専門職間及び非専門職との協働活動を行う態度を身につけることを目的としています。

実習先は、「夕張実習」と「茨城県内実習」の二種類があり、履修した学生はどちらか一つを選択します。

夕張実習

夕張市内唯一の病床を持つ夕張市立診療所では、市と診療所が連携し、地域の中でお互いの顔が見える関係を築き、多職種連携を実践しています。学生たちは、医療・保健・福祉分野での住民活動や診療所で開催される医療職種間カンファレンスなどへの参加を通して、北海道・夕張市における地域包括支援体制について学びました。

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茨城県内実習

茨城県内実習では、学生自らが施設と交渉し、計画立案・実施を行います。
主な訪問地である茨城県・常陸大宮市 志村フロイデグループでは、地域に密着した医療の充実のため、行政との連携や地域のコミュニティづくりの支援など、病院を中心としたまちづくりを進めています。医療職が積極的に地域に出て活動することで、地域住民が病気になる前から病院と関りを持ち、住み慣れた場所で自分らしく暮らすことができるような支援に繋がっています。学生たちは、取り組みに実際に参加することを通して、病院が主体となって推進する地域包括ケアの実態や、「チーム医療」や「多職種連携」が実際の現場でどのように行われているのかを学びました。

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発表からは、それぞれが現地での体験を通して「多職種連携」についての理解を深めている様子を見ることができました。

なお、今回の報告会は本学におけるSD・FD活動の一環として、公開授業として実施いたしました。

  • 【ページID】P-1417
  • 【更新日】2025年3月21日
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