介護をする人、受ける人の「運動」「食事」「歩行」「褥瘡」をテーマにした講座です。福祉・介護関係者の方のみならず、一般の方にもわかりやすい内容となっております。施設の研修にも是非お役立てください。
松村学長 挨拶
(配信は終了しました)
地域・社会貢献研究センター委員長挨拶
(配信は終了しました)
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1.運動の大切さ-運動が心身にもたらす作用について-
石井大典 医科学センター 助教
皆さんは普段歩いていますか?
科学技術の発展に伴い日々の生活が大変便利(楽)になりました。
しかし,良いことばかりではありません。
その代償として,私たちは「運動不足」という新たな問題も作り出しました。
運動不足は,生活習慣病の発症リスクを増大させるだけでなく,我々の心にも影響します。
また新型コロナウイルス感染症の予防による運動不足から心身の健康を脅かす二次被害も懸念されています。
そこで,本講座では運動が持つ心身への影響についてお話させていただきます。
ご自身の運動習慣の見直しに役立てていただけますと幸いです。
2.どのような自助具を使えば良い?作業療法士が考える,生活で使える道具選びと食事支援のポイント
唯根弘 作業療法学科 助教
皆さんは生活の中で、困難な動作をより簡単に行うための道具(自助具)を使っていますか?
例えば,利き手ではない手でも使えるお箸などが自助具と呼ばれます。最近は一般に購入できる自助具も多くなってきましたが,使用する方にとって最適な自助具を見つけることは難しい場合もあります。
今回は,食事を例に自助具を選ぶ際に大切なことをお伝えし,食事支援のポイントを考えていきたいと思います。
3.歩くことが難しい人にどのように接すればよいのか?
松田智行 理学療法学科 准教授
日常生活において,歩くことが難しいひとについて,どのような介助を行えばよいかの講義を行います。
具体的には,杖を使用して歩くときにどのような注意を行うとよいか,階段の昇り降りにどのような工夫をすればよいか。車いすの介助はどのように行えばよいか。
坂道での移動方法やエレベーターの乗り降りなど,日常の生活での介助方法を具体的な実技も行いながら実施します。
4.褥瘡はなったら大変!褥瘡ができるきっかけと予防方法
砂原みどり 付属病院 褥瘡認定看護師
日本褥瘡学が2016年に行った調査で在宅における褥瘡有病率は1.93%でした。
2010年の5.45%に比較するとかなり減少してきていることがわかります。
しかし、今後高齢化が進み、老々介護となることや介護者の減少(マンパワー不足)がさらに加速することにより褥瘡の発生が再度増加することが懸念されます。
褥瘡は、褥瘡になった人にもその介護者にも心身共に大きな負担となります。
今回は、今まで大丈夫だった人にも知ってほしい褥瘡のできるきかっけのお話と在宅でできる簡単予防方法について提案します。
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