お知らせ

難病サロン「モロモロの会」を開催いたしました

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2023年9月4日(月曜日)に本学内で、難病サロン『モロモロの会』を開催しました。

この会は、本学看護学科教員と付属病院との協働で実施している、地域で生活する難病患者さんとそのご家族のためのサロンです。主な活動は、集まったみんなで情報交換をはじめとしたおしゃべりや、お花見やピアノ演奏会などのお楽しみイベントの実施などであり、保健師などによる諸々の相談も受けつけています。難病の診断を受けた方であれば、どなたでも参加できます。

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今回は9月1日の防災の日にちなんで「防災行動」をテーマとし、日頃からそれぞれが気を付けていることや、避難が必要になった際の備えについて話し合いました。

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このサロンには、本学教員のほか、学生・難病相談支援センター相談員・県や市の保健師も参加しています。当日参加した、本学看護学科4年生の学生に感想を伺いました。

「モロモロの会」に参加するきっかけはなんですか?

「来年度より県の保健師として働く予定であり、難病保健に興味があったので参加しました。」

本日の「モロモロの会」に参加した感想をおしえてください

「難病患者さんとの関わりを通して、「難病」と診断されてからでも日々挑戦し、楽しみながら生活している方が多い印象を受けました。このモロモロの会は私にも元気を与えてくれる場所でした。」

「避難行動要支援者名簿」や「災害時難病患者個別支援計画の策定」など難病患者さんへの支援体制は整備されているものの、なかなか活用されていない現状・活用を妨げている要因があることがわかりました。
モロモロの会で難病患者さんの生の意見を聞くことによって、県の難病支援体制が更に向上し、より難病患者さんが地域で楽しみながら生活できる社会の構築に繋がると感じました。」

学生にとっても、この「モロモロの会」が地域とのつながりを持つことができる場所であると感じました。

次回は12月の開催を予定しています。ご興味がある方は、看護学科教員 鶴見(tsurumim@ipu.ac.jp)までご連絡をお願いします。

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〒300-0394 茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2

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  • 【更新日】2024年2月15日
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