けあ・きゅあ 体験講座 −暮らしを支える医療と介護の交差点−
今,障がいを持つ人や高齢者が地域で福祉・介護を受ける機会が増えてきています。また,医療と福祉・介護の境界が不明瞭となりつつあり,地域での介護や生活においても,医療に関する知識や技術が必要になってきました。
本学では昨年から,障がいを持つ人や高齢者の暮らしを支える福祉・介護関係者の生涯学習の一環として,介護を受ける人の「食事や排泄」,「移動」,「介護者の支援」,「緊急対応」などをテーマに実技を取り入れた体験型の講習会をスタートしました。3年シリーズの2年目となる今年も4回の講座を企画しましたので,奮ってご参加下さい。
講座内容
第1回 9月3日(土曜日)14時00分から16時00分まで
桜井 直美(医科学センター・准教授)
台所から食中毒予防を始めよう!
模擬微生物(蛍光パウダー)を使って,食器や調理器具のどこにどれくらい模擬微生物が残るのか確認し,衛生的な管理方法を学びます。
第2回 10月1日(土曜日)14時00分から16時00分まで
荒木 亜紀(看護学科・助教)
始めよう,見直そう,口腔ケア!
介護する方にも,介護される方にも,負担が少なくて長続きするケアについて,いろいろな口腔ケアグッズを試しながら一緒に考えます。
第3回 10月22日(土曜日)14時00分から16時00分まで
浅川 育世(理学療法学科・准教授)
移乗・移動動作の基本を学ぼう!
自分を守る介護・要介護者に安全な介護とは何かや介護者,要介護者に必要な身体機能など,基本的から実際の介護方法まで実技を交えて学びます。
第4回 11月12日(土曜日)14時00分から16時00分まで
伊藤 文香(作業療法学科・講師)/真田 育依(作業療法学科・助教)
「自分でできる」への支援!(食事編)
食事時の姿勢を整える技術と考え方(事例から)や,食事に関する自助具の選択の方法(スプーン・箸や皿など)を学び,簡単で役立つ自助具を作成します。
対象
福祉・介護施設で働いている職員,介護をされているご家族,地域住民の皆さんなど,どなたでも参加できます。
募集人員
30名/回
会場
茨城県立医療大学 看護実習室(実習棟2),多目的実習室(実習棟1)など
受講料
無料
申込方法
申込書(チラシ裏面)を記入し,ファクスまたは郵送いただくか,電話で直接申し込み下さい。
特に連絡がない場合は受講可能とし,改めての連絡は省略させていただきます。
*定員を超えた場合は,先着順とさせていただきます。
申込先・問い合わせ先
300-0394 茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
茨城県立医療大学 地域貢献研究センター(総務課地域貢献係)
電話番号
029-840-2855
ファクス番号
029-840-2301