最先端の医科学研究と高度な医療専門教育を行う「医科学センター」と、人間や社会とのコミュニケーション能力を養うための基礎教育を担当する「人間科学センター」が学びの基礎を支えます。
保健・医療・福祉領域の垣根を超えて多職種と連携・協働できる医療人のための全学科共通カリキュラムにより、4年間を通じてチーム医療の本質を学び、多職種協働に必要な能力を養います。また、他大学との交流も取り入れ、筑波大学医学類学生との合同授業を実施しています。
- IPEコース
- 他大学との連携、単位互換制度
地域住民の方々をはじめ、行政、医療機関、関連する教育・学術団体などと連携しつつ、地域における保健・医療・福祉に関する課題について計画的な教育・研究を行い、科学的根拠に基づく解析結果や問題解決の方向性を示し、地域への貢献を図ることを目標としています。
茨城県立医療大学付属病院は、1996年12月に国公立の医療系大学初の付属病院として開院したリハビリテーション病院です。学生の実習や臨床研究の場、また各種医療機関・福祉施設と連携することにより、リハビリテーション医療の発展に寄与する研究が行われています。
クラス担任制を取り入れた少人数教育によって、学生と教員がコミュニケーションをとりやすい環境があり、学生に対して手厚いサポートにつながっています。また、学生同士の交流も盛んで、サークル活動や学園祭などのイベントが多数開催されています。
地域の医療ニーズに応えるために、地域と連携しながら、国際的な視野を持つことが求められています。本学では、台湾で短期留学を行い、現地の医療を学び、交流を行う国際多職種連携実習や、学生ひとりひとりのレベルに合わせた語学教育を通して、グローバルな医療人材育成に力を入れています。
ICU (集中治療)をシミュレーションできる看護学科実習室、放射線医療機器を備えたRI (ラジオアイソトープ)施設、シミュレーション学習をおこなう「あいらぼ」など、最新の医療技術を修得するための施設・設備が整っています。また、附属図書館には、一般教養図書から医療関係の専門図書まで約12万8,000冊の蔵書、外国誌を含む1,800種類の学術雑誌がそろっており、国内外の最新の専門知識が入手できます。