学部・大学院・教員紹介

カリキュラム

カリキュラムの特色

放射線技術科学科の科目は順序だてて体系的に学べるようになっています。1年次終了時の早期臨床体験では医療の現場を理解します。専門科目を理解するための基盤として,人体構造や病気の成り立ちなど医療の基礎を学ぶとともに,放射線の性質や放射線の人体への影響など放射線の基礎も学びます。

専門科目では,まず放射線の測定方法や画像処理の方法,画像評価の方法を身につけます。また,診療画像,核医学検査,放射線治療などの分野を体系的に学びます。さらに,放射線を安全に取り扱うための知識を身につけます。最終学年に入る前に附属病院や県内・近県の病院で実習を通じて,実践的な技術や患者さんへの接し方を学びます。

最終学年では専門知識を有機的・総合的に関連づけて学びます。放射線技術科学研究やコロキュウム(英語論文に関する紹介と討議)を通じて問題提起,問題解決能力を身につけます。

カリキュラムの説明

早期臨床体験の機会を設け,診療放射線技師という専門職を正しく理解します。またその役割の必要性や重要性を学びます。診療放射線技師が取り扱う業務の大部分を占める画像診断の技術分野は現在急激な進歩をとげています。放射線治療の技術分野も発展しています。将来の進歩に対応できるように,基礎から応用までを系統的に学習します。また信頼できる診療を行うように必要な放射線安全管理や品質管理について学習します。専門分野を総合的に学習し,応用能力を身につけることによって,学生が主体的に高次の学習や研究を行えるようにします。

シラバス

シラバスは,各授業科目の内容を記載した授業計画です。各授業は,原則的にこのシラバスに従って行われます。卒業に必要な単位数は,基礎科目30単位以上,専門基礎科目34単位以上,専門科目60単位以上,合計124単位以上です。

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