「急性期看護論」は、手術後など体の状態が不安定な患者さんへの看護を学ぶ科目です。
今回は「術後の早期離床」と「急変時の対応」をテーマに演習を行いました。
手術後の離床(ベッドから起きて歩くこと)は体の回復に大切ですが、ただ早く動けばいいということではありません。患者さんの状態を見て、本当に起き上がれるのか、リスクはないかを考えることが大切です。
学生たちはグループで話し合い、リスクをふまえた援助計画を立てました。
次の演習ではその計画にそって模擬患者さんに対して看護を実践。すると・・・患者さんの体調が急に悪くなる場面(急変)が発生!
学生たちは落ち着いて対応し、その後の振り返りでは活発な意見交換が行われました。
現場を想定した学びの中で、判断力や対応力を磨くことができた演習となりました。
【科目責任者】大江准教授