文部科学省 平成16年度「特色ある大学教育支援プロジェクト」採択
茨城県立医療大学は、一生涯地域社会で活躍し続けられる質の高い医療専門職業人の育成に取り組んでいます。
茨城県立医療大学(IIPU)は、地域社会に貢献できる心豊かな医療専門職の育成をめざし、1995年に開学しました。これまでに約1,000名に達する卒業生は、全員がそれぞれ希望通りの就職や進学を果たし、全国各地で活躍しています。本学ではさらに2000年度から、医療の高度化や医療者に求められる資質の多様化など、時代の求めに即した人材育成をめざし、「自己発展性を備えた医療専門職業人の育成」に取り組んでいます。
このたび、かねてより文部科学省が募集をしておりました「特色ある大学教育支援プログラム」(※1)に、本学のこの取り組みが採択されました。現在、大学には社会・経済構造・産業構造の急激な変化に対応できる特色ある教育が求められており、本学の取り組みの中でも特に「学生懇談会におけるカリキュラムに対する学生からの意見聴取」や「全学FD(Faculty Development)研修会を軸とした教職員の資質開発」という点は、医療系の教育のみならず大学教育全体に対する社会の多様な要請に十分応え得る、優れた取り組みであると高く評価されています。
※1:文部化学省「特色ある大学教育支援プログラム」は、特色ある優れた教育を行っている大学を選定し支援するもので、2003年度から開始されました。2004年度には全国の497大学から534件の申請がありました。その中から優れた取り組みとして58件が採択され、公立大学単独の申請の中からは本学を含めて3校が選ばれました。