学部・大学院・教員紹介

科学的知識と技術に裏打ちされた
「やさしい」手が支える。

医療の場はもとより、在宅などでの地域で生活する障がい者(児)に対して、治療体操、運動療法、日常生活の基本動作練習や、物理療法を行い、身体機能や能力障がいの回復・維持・予防を図る理学療法士を目指します。

定員数
40
所得できる受験資格
理学療法士
資格合格率
理学療法士 97.4%

News新着情報

TOPICSトピックス

Features学科の特徴

理学療法の基礎を学ぶ
Features01
理学療法の基礎を学ぶ
個人に応じた理学療法を実践する為に身体が動く原理・原則をふまえた技術を学びます。
アクティブ・ラーニングの活用
Features02
アクティブ・ラーニングの活用
多くのグループワークを通して、自ら課題を解決する学修姿勢を身に付けます。
先端リハビリテーションを学ぶ
Features03
先端リハビリテーションを学ぶ
先端科学に基づいたリハビリテーションを積極的に授業に取り入れています。

Greeting学科長挨拶

本格的な少子高齢化、頻発する大規模災害など現在の日本は多くの課題を抱えています。そのような中で理学療法士は様々な分野から必要とされています。例えば高齢者に多い病気の多くは老化が原因です。老化は誰にでも訪れる普遍的な現象です。しかし、生活習慣に起因することも多く、適切な介入で老化を遅らせることができます。これまでは個人に対し一次予防が行われてきましたが、これからは地域社会そのものを対象としたゼロ次予防が重要です。そのための施策の策定や健康増進を目指した地域づくり、これらに関わる理学療法士が必要とされます。

深刻な少子化は労働人口の減少を招く一因となっています。健康で安心して働くことが求められる産業保健分野では、労働者に作業時の動作や姿勢の指導を行ったり、職場環境の調整を行ったりと理学療法士ならではの視点が求められています。同様に未来の宝である子どもたちが健康ですくすくと成長できる学校環境への支援、学校保健分野での理学療法も注目されています。

また、近年の大規模災害では、被災された方々が長期に渡る避難生活を強いられます。避難所の環境評価や整備、生活不活発病の防止、地域のリハビリテーション資源への移行支援など災害リハビリテーションの重要性も高まっています。
茨城県立医療大学理学療法学科ではこのような分野において豊富な経験や知識をもつ専任教員により、病院や施設だけではなく幅広い分野で活躍できる理学療法教育を行っています。

理学療法学科長 浅川育世

理学療法学科長

浅川 育世

Course資格・進路

資格・進路(理学療法学科)

Facility実習室紹介

理学療法学科の実習室の様子を、360度カメラの画像で体験してみましょう! 写真の上でクリック&ドラッグすることで、好きなアングルで見ることができます。

物理治療実習室

熱や光、電気、超音波、レーザーなどの物理的な刺激を痛みの改善などに応用する物理療法について学ぶための実習室です。この部屋には超音波装置や電気刺激装置、ホットパック、パラフィン浴、レーザー治療器など、数多くの機器があり、物理療法について幅広く学ぶことができます。

 

運動学実習室

関節の動きや筋肉の働き、呼吸や循環など、幅広く「運動」について学ぶ実習室です。筋力の強さや筋肉の活動を記録する等速性筋力測定機器や無線式筋電図装置、関節の動きを測定する三次元動作解析装置、呼吸循環機能を評価する呼気ガス分析機器や心電図装置など最新の機器を用いた実習を通して身体運動の原理を学びます。

 

運動治療実習室

理学療法の代表的な治療手段である運動療法について学ぶ部屋です。筋力を鍛えるための機器や歩く練習をサポートする装具や杖、歩行器など運動療法に必要な機器が豊富に準備されており、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行といった基本動作を改善するための知識と技術を身につけます。