茨城県立医療大学学生広報員(SPA)のメンバーが人間科学センターの佐藤純先生にお話を伺いました 。
「英語」、「生物」、「情報」、「心理学」、「哲学」など、専門科目以外の基礎教育を担当している部署です。
―担当科目を教えてください。
1年生だと「心理学」、「臨床人間学シミュレーション」、「教育心理学」を担当しています。また、2年生では「グループワーク演習」と「保健医療とチームワーク演習」を担当しています。
-研究は何かされていますか?
不適切指導の要因検討についての研究をここ5〜6年しています。
元々は学習方法やモチベーションの研究をしていたのですが、それらの導き方の方に内容がシフトしていきました。
-今の道に進んだ分岐点はいつだったと思いますか?
20代半ば、大学院生の時に研究をしていて「この間に結果がでなかったらやめよう」と思っていました。だらだらやるわけにもいかないので、ダメだったら公務員試験を受ける予定でした。その大学院生の時にうまくいき、今につながっています。
―小学生の時の将来の夢は何でしたか?
動物園の飼育員です。実家にいた時は動物を飼っていなかった時はないくらいでした。犬や猫、変わったところだとアヒルも飼っていました。今も猫とリクガメを飼っています。
―どのような経緯で今の職業をきめましたか?
中学生の時にクリエイティブな職業に興味を持っていて、小説家になりたいと思っていました。ただ、国語が苦手。理系で数学と理科が得意だったけれど、国語と社会が苦手でした。
高校生の時に、小説家になるには人の心が分からなきゃいけないと思い、(理系の方が得意でしたが)文理選択で文系を選択し、その後心理学の道へ進むことにしました。
-理系だったという話ですが、文理選択で理系を選んでいたら何になりたかったですか?
小学生の時の夢で動物園の飼育員の前は、科学者になりたいと思っていましたので,やはり科学者になりたかったと思います。
-人生2周目、何をしたいですか?
プログラムをしたい。最近の子みたいに中学生の時から学んでいたら50歳とかになるともう、ね(高い技術をつかえるようになる)笑。
―(一緒に取材していた学生が)私は情報高校出身で、学校でプログラミングやりました。
え、教えてよ笑。実は、パイソンとか勉強しているんですよ。
-人生2周目でプログラムを中学生のうちから学ぶとしたら、その後どんなことをしたいですか?
新しいことが好きなので、新しい技術を作ってみたいですね。二番煎じは嫌で、新しいことをしたいです。難しいことに挑戦するのは好きなので。
-去年心理学の授業でも性格診断の内容があり気になったのですが、MBTIを知っていますか?
知っています。ユング心理学が基礎となっている性格診断なので、授業でその話をしたこともありますよ。ちなみに私は、INTJ、建築家でした。
-自分へのご褒美に何をしますか?
夜中にお団子を食べながらネットフリックスを見るのが至福の時です。お団子はスーパーのあんこの串団子。週1くらいの頻度で食べています。
―最近はまっていることはありますか?
twiceが好きです。結構最近で、2年前の契約更新前後くらいからです。基本箱推しですけど、しいて言うならダヒョンとサナの「サイダー」ペアが推しです。
-確かもう少しでアルバム出ますよね?
そう、アルバム出るんだよね。予約しないと。
-在校生や本学を目指す高校生などへ一言
今、世の中が不透明で将来を心配している人が多いんじゃないかと思います。でもね、世の中っていつでもそうなんだと思います。私が高校3年生の時に湾岸戦争がはじまり,同じ頃にバブルが崩壊しました。大学3年生の時には就職氷河期となりました。「なんて時代に生まれちまったんだ!」と思いました。しかし、その後にWindows95が出てインターネットが広がり、一気にグローバルになり、やろうと思えば何でもできる面白い時代がきました。先が見えないということは、その先に面白い世界が待っている可能性もあるってことです。ビビらないで、自分を信じて思った方向に突き進んでください。応援してます!
~取材を終えて~
先生方と勉強以外の話をする機会はめったにないので不思議な感覚でしたが、佐藤先生が終止朗らかにお話ししてくださり、私たち学生も楽しく会話できました。茨城県立医療大学ではスモールグループ(少人数)による授業が多く設定されています。今後もこのような教員紹介を通じて、授業で教員と話すきっかけを作れればと思います。