けあ・きゅあ 体験講座
介護をする人,受ける人の「食事」,「移動」,「介護者の支援」などをテーマに実技を取り入れた体験型の講習会を実施しております。
福祉・介護関係者の方のみならず,一般の方にもわかりやすい内容となっております。
講座内容
第1回 9月2日(土曜日)10時00分から12時00分まで
山川 百合子(医科学センター・教授)
介護を通じた家族と認知症の理解
日本は超高齢化社会となり,一億総介護家族の時代です。中でも最も重要な課題が認知症です。
介護を通じて家族とは何か,また認知症の方が何を見て何を感じているのかについて考えていきましょう。最後に「人生感情曲線」を作成し,それぞれに今までの自分とこれからの自分を考えてみましょう。
第2回 9月16日(土曜日)10時00分から12時00分まで
橘 香織(理学療法学科・准教授)
車椅子は「イス」?それとも「車」?
介護が必要な方が使うことが多いのが車椅子です。「イス」としてできるだけ安楽に座っていただくための工夫や,動くための「車」として操作性を良くするための工夫について,実技を通して学んでいきましょう。
また,車椅子または椅子に座ったままできる楽しいレクリエーションスポーツもご紹介します。
第3回 10月14日(土曜日)10時00分から12時00分まで
若山 修一(作業療法学科・助教)
日常生活動作の介助方法と工夫
日常生活動作とは,主に食事,整容,排泄,更衣,入浴の動作を指します。今回は現場での需要の高い「食事」と「排泄」について機能・動き・環境の面から適切な介助を考えていきましょう。
また,いくつかの事例を通して,介助のポイントをご紹介します。日常生活動作の介助について視点を広げてみましょう。
第4回 10月28日(土曜日)10時00分から12時00分まで
立原 美智子・野口 美紀子・原田 公美(付属病院・看護師)
脳卒中を予防しよう!予防のための10か条
脳卒中は「がん」「心疾患」「肺炎」に次いで日本人の死亡原因の第4位になっています。また脳卒中は寝たきりになってしまう原因第1位の病気です。
脳卒中の原因には生活習慣が大きく関わっています。脳卒中とはどのような病気で,どのようにして起こるのか,予防するためには何に気をつけたらよいか,一緒に学習しましょう。
対象
福祉・介護施設で働いている職員,介護をされているご家族,地域住民の皆さんなど,どなたでも参加できます。
募集人員
30名/回
会場
茨城県立医療大学 福利厚生棟,実習棟1など *当日は案内板で誘導します。
受講料
無料
申込方法
申込書に記入し,ファクス,Eメールまたは郵送下さい。特に連絡がない場合は受講可能とし,改めての連絡は省略させていただきます。
*定員を超えた場合は,先着順とさせていただきます。
申込先・問い合わせ先
300-0394 茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
茨城県立医療大学 地域貢献研究センター(総務課地域貢献係)
電話番号
029-840-2855
ファクス番号
029-840-2301
shomu@ipu.ac.jp