けあ・きゅあ 体験講座 大学と地域を結ぶ!!!
介護をする人,介護を受ける人の「食事」,「移動」,「介護者の支援」,「緊急対応」などをテーマに実技を取り入れた体験型の講習会を実施しております。
今年も4回の講座を企画しましたので,奮ってご参加下さい。
福祉・介護関係者のみならず,一般の方にもわかりやすい内容となっております。
講座内容
第1回 9月10日(土曜日)10時00分から12時00分まで
橘 香織(理学療法学科・准教授)
車椅子は「イス」?それとも「車」?
介護が必要な方が使うことが多いのが車椅子です。施設に備えられた車椅子でも,「椅子」としてできるだけ安楽に座っていただくための工夫や,動くための「車」として操作性を良くするための工夫について,実技を通して学んでいきましょう。
また,車椅子または椅子に座ったままできる楽しいレクリエーションスポーツもご紹介します。
第2回 10月1日(土曜日)10時00分から12時00分まで
水野 高昌(作業療法学科・助教)
自分の感情と向き合うエモーショナルリテラシー講座
職場や家庭生活での介護場面などにおいて,精神的なストレスを抱える場面は多くあります。時として昂ぶった怒りを抑え込み,時として怒りの感情に振り回されることがあります。
自分の感情と向き合い,そしてうまく対処して健康的な生活を送るための知恵とコツについて考えていきましょう。
第3回 10月15日(土曜日)10時00分から12時00分まで
高村 祐子(看護学科・准教授)・荒木 香織(付属病院・看護師)
“吸引”の基本的知識とコツ
対象はご自宅や施設等で“吸引”をする機会のある方です。簡単な講義の後でモデルを使い,実際に吸引をやっていただきます。場所は医療大学のシミュレーションラボ,通称“あいらぼ”で行います。一般の方はもちろん有資格者の方も大歓迎です。この機会に吸引のコツを一緒に学びましょう。
第4回 10月29日(土曜日)10時00分から12時00分まで
山川 百合子(医科学センター・准教授)
介護を通じた家族と認知症の理解
日本は超高齢化社会となり,一億総介護家族の時代です。その介護ケアの中で最も重要な課題が認知症です。
今回は介護を通じて家族とは何か,また認知症の方が何を見て何を感じているのかについて考えていきましょう。最後に,「人生感情曲線」を作成し,それぞれに今までの自分とこれからの自分を考えてみましょう。
対象
一般の方,福祉・介護施設職員,介護をされているご家族,地域の皆さん *どなたでも参加できます。
募集人員
30名/回
会場
茨城県立医療大学 福利厚生棟,実習棟1など *当日は案内板で誘導します。
受講料
無料
申込方法
申込書に記入し,ファクス,Eメールまたは郵送下さい。特に連絡がない場合は受講可能とし,改めての連絡は省略させていただきます。
*定員を超えた場合は,先着順とさせていただきます。
申込先・問い合わせ先
300-0394 茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
茨城県立医療大学 地域貢献研究センター(総務課地域貢献係)
電話番号
029-840-2855
ファクス番号
029-840-2301
shomu@ipu.ac.jp