医科学センターの教育
心臓病を有する認知症患者さんのリハビリ医療は? 悪性腫瘍を抱える患者さんの抗がん剤治療・手術・放射線治療の組み合わせや食事・生活支援は?新型インフルエンザ、風疹や結核症への、個人・家庭・地域・病院レベルでの対策は?医療施設内外での突然の意識障害に対する救急医療のABCは? 高次脳機能障害を有する子供たちの教育と医療の両立、そのご家族への支援は?
これらは、学問的共通基盤と実践的共通目的を持った多彩な医療専門職が、患者さん本人やご家族とともに、力を合わせて取り組むべき課題ばかりです。
科名に反映される高い専門職教育においては、その専門学問ごとの土台。また、学部名に反映される広くて深い医療職教育においては、その学問的共通基盤となる医学と、現場での応用実践力。チーム医療の実践には、この専門性と共通土台の両面が不可欠であり、専門基礎科目という名称で、その両方を提供するのが医科学センターです。
医科学センターの主な担当科目
- 人体の構造と機能(解剖学と生理学)
- 人体の代謝と薬理
- 病原微生物と免疫
- 健康障害の成り立ち
- リハビリテーション概論
- 生涯人間発達
- 臨床心理
- 衛生・公衆衛生学
- 疫学・保健統計
- 医科学総合科目
- 健康障害と対応
- 神経障害と対応
- 筋骨格障害と対応
- 小児期障害と対応
- 老年期障害と対応
- 精神問題と対応
- 内部障害と対応
- 健康障害と治療
- 病態と画像
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