茨城県立医療大学は阿見町と連携し、地域の高齢者の保健事業と介護予防に取り組んでいます。これは、体力づくりや仲間づくりを通して、住み慣れた場所でこんれからも自分らしく暮らしていくことを支援するものです。
現在、本学は町内各所で町連携事業「フレイル予防講座」を開催しています。その中で紹介しているのが「IPUHS運動」(「いつでも(I)、ぱっと(P)、家の中で(U)、一人で(H)、スッキリ(S)」できる運動)です。外出の機会が多いほど健康維持や回復に効果があると言われていますが、この運動を行うことで、家の中でも効果的に体を動かすことができ、フレイルや要介護のリスク予防につながります。
なお、パンフレット及び動画につきましては、下にもリンクしてありますので,お住まいの地域に関わりなく広くご活用いただければと思います。
IPUHS運動(ショートバージョン)10分
IPUHS運動(ロングバージョン)23分
※IPUHS運動に関するパンフレットおよび動画は,コロナウィルス感染症支援のため公開するものですので,商用等でのご利用はお控え下さい。
IPUHS運動について
この運動は、2020年(令和2年)4月、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛要請の中、外出機会が減った高齢者の方々のために、学生が本学の理学療法学科と作業療法学科の教員協力のもと考案し作詞したものです。
学生たちが所属する研究室では、地域の高齢者を対象とした介護予防に取り組んでいます。その経験を活かし、本学と阿見町の連携事業として開催している介護予防教室「転倒・認知症予防教室」で取り入れている運動を自宅で簡単にできるように動作を示したパンフレットと動画の作成を企画しました。
この取り組みは、本学の令和2年度学長表彰を受賞いたしました。
【参考】令和2年度学長表彰を行いました