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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年1月21日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
35201 | |
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授業科目名 /Course Name |
助産診断・技術学Ⅰ | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
助産学専攻科 | 科目区分 /Course Group |
|
対象学生 /Target |
助産学専攻科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
島田 智織 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
長岡 由紀子、深見 美希 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | その他 | 0 |
授業の概要 | 妊娠期から産褥/新生児期にいたる助産診断を臨床推論(Clinical Reasoning: CR)を通じて系統的に学習する。初期データのアセスメントに基づき、探索的なデータ収集を行うことで、診断の精度を高めていく姿勢の獲得を目指す。その上で、科学的根拠(Evidence)、女性の語り(Narrative)、文化(cultural)といったさまざまな視点から助産ケアの方向性を決定していくプロセスを学ぶ。 |
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授業のキーワード |
下記授業計画の【】を参照 |
授業の目的 | 基本的な助産診断プロセスを修得する。また、助産診断を根拠として適切なケアを導くプロセスを理解する。 |
授業の到達目標 |
1 助産診断について理解し説明できる。 2 初期データから生理/逸脱を推定できる 3 必要なデータを探索的に収集できる。 4 助産診断を確定できる。 5 逸脱の診断については可能性の範囲で推定できる。 6 診断に基づいた助産計画を立案できる。 7 助産計画の評価ができる。 8 健康教育(個別)の立案ができる。 9 診断プロセスおよび診断の妥当性を評価できる。 10 自らの学習プロセスを省察できる |
授業時間外の学習に関する事項 |
・授業前後の自己学習は必須です。 ・演習前には、関連する講義・演習の知識を復習しておくこと。 ・演習後には、授業中の疑問点を解決すること。 ・その他「演習書」参照のこと。 |
教科書 |
1)茨城県立医療大学助産学専攻科「助産診断・技術学Ⅰ」演習書 2)助産学講座:3 基礎助産学[3]母子の健康科学(第6版) 医学書院、2022 3)助産学講座:6 助産診断・技術学Ⅱ[1]妊娠期(第6版)医学書院、2021 4)助産学講座:7 助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期・産褥期(第6版)医学書院、2021 5)助産学講座:8 助産診断・技術学Ⅱ[3]新生児期・乳幼児期(第6版)医学書院、2021 6)助産学基礎教育テキスト:第4巻 妊娠期の診断とケア、日本看護協会出版会、2025 7)助産学基礎教育テキスト:第5巻 分娩期の診断とケア、日本看護協会出版会、2025 8)助産師基礎教育テキスト:第6巻 産褥期のケア/新生児期・乳児期のケア、日本看護協会出版会、2025 9)助産学基礎教育テキスト:第7巻 ハイリスク妊産褥婦・新生児へのケア、日本看護協会出版会、2025 10)綾部琢哉・板倉敦夫編著、標準産科婦人科学(第5版)医学書院、2021 11)日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会編、産婦人科診療ガイドライン産科編2023、日本産科婦人科学会 |
参考文献・その他資料 |
1)藤井知行編、週数別 妊婦健診マニュアル(第2版)医学書院、2021 2)我部山キヨ子・大石時子編、アセスメント力を磨く助産師のためのフィジカルイグザミネーション、医学書院、2018 3)石川紀子編著、THE 分娩、メディカ出版、2021 4)進純郎、分娩介助学(第2版)医学書院、2014 5)仁志田博司編、新生児学入門(第5版)医学書院、2018 6)水野克己、新版 お母さんがもっと元気になる乳児健診、メディカ出版、2021 7)日本助産診断・実践研究会、実践マタニティ診断(第5版)医学書院、2021 その他、別途、提示する。 |
成績評価方法 |
出席状況、参加度、課題、プレゼンテーションについて評価表を用いて総合的に評価する。なお、各評価項目には合格基準点の設定がある。 【再受験の取扱:無、 出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から |
助産師が責任をもって正常産を担うためには助産診断のスキルが必要です。正しい助産診断がベースとなって、より良い出産を支援することが可能になります。学習が進むごとにスキルが身につき成長する自分を実感しましょう。 ※「助産診断・技術学Ⅲ」と強く関連した授業です。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
それぞれの資格に基づく実務経験を活かし、担当回の授業を行う。 島田 智織:助産師 長岡 由紀子:助産師 深見 美希:助産師 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 1 | 導入 | 1 | 島田・長岡・松田 | 演習 |
2 | 3 | 助産診断入門【臨床推論アプローチ】 | 1 | 島田 | 演習 |
3~10 | 16 | 妊娠期の助産診断と展開【妊娠経過の診断、胎児の発達・健康状態の診断、妊婦の健康生活の診断、妊婦の心理社会的側面の診断】 | 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 | 長岡 | 演習 |
11 | 2 | 妊娠期の健康教育 | 8・9・10 | 長岡 | 演習 |
12~19 | 16 | 分娩期の助産診断と展開【分娩開始予知の診断、分娩開始の診断、破水の診断、胎児の健康状態の診断、産婦の健康生活の診断、産婦の心理社会的側面の診断、出生直後の新生児の診断】 | 1・2・3・4・5・6・7・9・10 | 島田 | 演習 |
20~27 | 16 | 産褥/新生児期の助産診断と展開【産褥経過の診断、褥婦の健康生活の診断、褥婦の心理社会的側面の診断、育児能力の診断、母乳育児に関する診断、出生直後の新生児の診断、出生後24時間以内の経過診断、出生後24時間以降の経過診断、健康課題と教育】 | 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 | 深見 | 演習 |
28~29 | 4 | 産褥/新生児期の健康教育 | 8・9・10 | 深見 | 演習 |
30 | 2 | 臨床推論の後方視的考察とケーススタディ | 1・9・10 | 島田 | 演習 |