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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年1月21日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
授業コード
/Course Code
35102
授業科目名
/Course Name
家族発達援助論 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
助産学専攻科 科目区分
/Course Group
対象学生
/Target
助産学専攻科
科目責任者
/Responsible Person
深見 美希 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
藤岡 寛、才津 芳昭、★松田 恭寿、★江原 勝久
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 その他 0

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 家族の機能や構造について、基本的な理解に努める。特に、コペアレンティングを含む育児機能について学び、多様化する家族(例えばひとり親やステップファミリー)の育児上の課題について認識する。そのうえで、助産師のサポートの在り方について考察する。また、子産み・子育てに纏わる産育習俗についても紹介する。
授業のキーワード 下記授業計画の【】を参照
授業の目的 母性・父性・家族についての考え方の歴史的変遷や現代における課題について学び、助産師として家族を含めた支援ができる能力を養う。また、新しい生命を受け入れる家族の発達と課題について社会・文化的な側面から考えを深めることができる。
授業の到達目標 1 家族発達に関する諸理論を理解し説明できる。
2 母親および父親の心理的・社会的特徴について理解し説明できる。
3 養育者と子どもの愛着形成について理解し説明できる。
4 家族の多様化に伴う育児上の課題について理解し説明できる。
5 現代的課題に応じ、柔軟な家族像について想像的に理解し説明できる。  
6 家族とは何か。学際的な視点から問い続けることができる。
7 家族発達支援に必要な助産師としての役割と機能について考察できる。
授業時間外の学習に関する事項 ・疑問や意見を率直に発言できる姿勢を身につけること。
・授業後は、自己学習によって、講義で接した概念や理論について理解を深めること。
教科書 1)助産師基礎教育テキスト:第4巻 妊娠期の診断とケア、日本看護協会出版会、2025
2)助産学講座:助産学講座[4]母子の心理・社会学 (第6版)医学書院、2023
参考文献・その他資料 1)鈴木和子・渡辺裕子、家族看護学 理論と実践(第5版)、日本看護協会出版会、2019
2)藤崎宏子・池岡義孝、現代日本の家族社会学を問う、ミネルヴァ書房、2017
別途指示する。
成績評価方法 授業への参加状況、レポートにより評価する。
【再受験の取扱:無、出席時間数要件:2/3以上】 
担当教員から 少子化に伴い、母子を取り巻く環境は変化しています。また、家族のかたちも多様化しています。ここでは家族関係の形成・発達および課題について、社会の変化や要請も概観しながら発展的に学びます。他の授業や実習での学びがより深いものとなるよう家族を多面的に捉える基礎的な力を養い、さまざまな家族に必要な助産援助について考察できるようになりましょう。
受講条件
実務経験を有する担当教員 それぞれの資格に基づく実務経験を活かし、担当回の授業を行う。
深見 美希:助産師
藤岡 寛:看護師
★松田 恭寿:医師(小児科)
★江原 勝久:臨床心理士

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1~2 3 家族と育児【家族発達理論、家族システム理論、母性意識、父性意識、親性、共同養育】 1・2・3・4 深見 講義
3~4 4 養育期にある家族への支援【家族機能、コペアレンティング、育児、母親、父親】 2・3・4 藤岡 講義
5 2 家族のはじまり【早期接触、愛着形成】 2・3・4 ★松田 講義
6 2 新しい家族のかたち【社会的養護、児童福祉法、家族の再構築】 3・4・5 ★江原 講義
7 2 家族とは何か【家族・世帯・家庭、核家族と小家族、近代家族と現代家族、家族の多様化】 6 才津 講義
8 2 家族発達と助産【Family-centered care、生態学的アプローチ】 1・2・3・4・5・6・7 深見 講義