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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月5日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
8103 | |
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授業科目名 /Course Name |
医療政策論 | 時間数 /Time |
20時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
後期課程1年 , 後期課程2年 , 後期課程3年 | 科目区分 /Course Group |
保健医療科学基礎科目 |
対象学生 /Target |
後期保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
河野 了 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
岩井浩一、河野了 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期前半(5回) |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 水曜日 | 6 |
前期 | 水曜日 | 7 |
授業の概要 | 介護保険制度、特定検診・保健指導を始めとする様々な医療制度の歴史と実態について学ぶことによって、高度専門職医療人として各専門職の立場から、人々の多様な健康状態を支える医療の機能の推進に対し、どのような課題に直面し、どのような方向に向かうべきか、議論・討論を通して考える。また、経済学的な観点から、医療を評価する方法、その適用限界、先進医療技術の導入計画のあり方などについて考え自ら具体的な医療対策を提案することで、各専門職業人の観点からこれらの課題について意見交換し、表現力・交渉力を育成する。 |
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授業のキーワード | 社会保障制度、公衆衛生体制、介護保険制度、特定検診・保健指導、国民医療費、医療経営、費用効果分析、費用便益分析、費用効果比、QALY、救急医療制度、災害医療、BCP |
授業の目的 | 多様かつ抜本的な改革が進められる、わが国の医療・保健・福祉の諸制度について、議論や討論を通して、歴史的かつ国際的な視点に立った理解力を養成する。エビデンスに基づいた議論・プレゼンテーションを身につける。PBLチュートリアルによる問題発見能力・問題解決能力の育成を目指す。 |
授業の到達目標 |
1 国民健康保険制度などの医療政策について、その制度の考え方について述べることができる。 2 自治体において、法律で作成することが求められている保健・医療・福祉に関する様々な計画を理解し、その考え方を説明できる。 3 医療経済学の観点から、国民医療費などの動向を理解し、その現状について述べることができる。 4 医療経済学分野で用いられる分析手法を理解し、説明することができる。 5 茨城県における健康増進の取り組みを学び、その状況を説明できる。 6 救急医療制度、災害医療、BCPの状況について理解し、課題を整理して、プレゼンテーションすることができる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
参考文献などを精読し、政策論や経済学的な観点を含め様々な視点から、現在の保健・医療・福祉の諸制度の問題点や今後のあり方について、自分の考えをまとめること。 |
教科書 | 授業の中で示します。 |
参考文献・その他資料 | 国民衛生の動向 厚生統計協会 厚生統計協会 |
成績評価方法 |
講義の後に演習(5分程度の口述発表とそれに基づく議論)を行い、演習課題の結果を評価します。 評価のポイント ・講義の内容に関して、重要な事項を正しく理解しているか。(50%) ・政策論や経済学的な観点から、現在の保健・医療・福祉の諸制度の問題点や今後のあり方について、自分の考えが理論的に解りやすくプレゼンテーションできるか。(50%) |
担当教員から | 講義内容は講師の都合により前後・変更する可能性があります。 |
受講条件 | 特になし |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | わが国の医療制度:医制、医薬兼業、健康保険制度、国民健康保険制度、国民皆保険体制、地域医療計画 | 1 | 岩井浩一 | 講義 |
2 | 2 | 本邦の救急医療制度、災害医療、BCP | 6 | 河野了 | 演習 |
3 | 2 | 老人保健法、高齢者医療確保法、システムダイナミクス | 2 | 岩井浩一 | 講義 |
4 | 2 | 前回の講義を基にしたプレゼンテーションとディスカッション | 6 | 河野了 | 演習 |
5 | 2 | 国民医療費と医療経済:国民医療費の動向・国際比較・財源別・年齢階級別・傷病分類別、経済における医療の特殊性、 医療経営の現状 |
3 | 河野了 | 講義 |
6 | 2 | 前回の講義を基にしたプレゼンテーションとディスカッション | 6 | 河野了 | 演習 |
7 | 2 | 臨床経済学の基礎:費用・効果の種類、費用効果分析、費用便益分析、費用効果比、QALY、効用値の測定方法 | 4 | 河野了 | 講義 |
8 | 2 | 前回の講義を基にしたプレゼンテーションとディスカッション | 6 | 河野了 | 演習 |
9 | 2 | ヘルスサービスリサーチ手技を用いた医療サービスの評価 | 5 | 河野了 | 講義 |
10 | 2 | プレゼンテーションとディスカッションのまとめ | 6 | 河野了 | 演習 |