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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
1102 | |
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授業科目名 /Course Name |
医療と社会論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 | 科目区分 /Course Group |
共通科目 |
対象学生 /Target |
前期看護学専攻 , 前期理学療法学・作業療法学専攻 , 前期放射線技術科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
才津 芳昭 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
海山宏之 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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授業の概要 |
(才津芳昭)科学・技術の発展によって急速に変貌する医療が引き起こす社会的・倫理的問題を、所定のテキストを輪読しながら考察し、学習する。 (海山宏之)「病気」と社会の関わりは間主観的なものである。単純に客観的とは言えないその在り方を学び、医療における社会性について学習する。 |
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授業のキーワード | エンハンスメント、生命倫理、病の空間、身体観 |
授業の目的 | 医療は社会から独立して存在するものではない。医療の進歩は様々な問題を社会に与える一方、社会の変化も医療に多大な影響を与える。そうした医療と社会の関係を、社会学、哲学、倫理学等の観点から考察し、学習する。 |
授業の到達目標 |
1 現代における医療の高度化が引き起こす生命倫理や社会的問題について理解する。 2 現代にいたる病気の解読と解釈、そして身体観レベルでの間主観的な病気というものの在り方を 理解する。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
(才津) 履修者は教科書から論文を選択し、レジュメにまとめ、報告する。教科書は本学図書館に指定図書として所蔵されている。 |
教科書 |
(才津) 1)島薗進著、『いのちを”つくって”もいいですか?―生命科学のジレンマを考える哲学講義』、NHK出版、2016 2)安藤泰至・島薗進 編著、『見捨てられる<いのち>を考える』、晶文社、2021 |
参考文献・その他資料 |
(海山) 1)C・エルズリッシュ、J・ピエレ著、『〈病人〉の誕生』、藤原書店 2)スーザン・ソンタグ著、『隠喩としての病』、みすず書房 |
成績評価方法 |
授業での報告内容と参加態度で評価する。(才津) 所定の課題についてのレポート等を総合的に評価する。(海山) 【再受験の取扱:なし 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から | 新型コロナの感染状況によっては、授業の進め方が変わることもある。 |
受講条件 | 特になし。 |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1~2 | 4 | 授業の進め方、評価方法、日程等を確認する。 文献報告の分担を決定する。 |
1 | 才津 | 講義 |
3~4 | 4 | 報告・議論 |
1 | 才津 | 演習 |
5~6 | 4 | 報告・議論 |
1 | 才津 | 演習 |
7~8 | 4 | 報告・議論 |
1 | 才津 | 演習 |
9~10 | 4 | 報告・議論 |
1 | 才津 | 演習 |
11~12 | 4 | 報告・議論 |
1 | 才津 | 演習 |
13~14 | 4 | 「病気」や「障害」といったものも、人間と社会の関係性の中にあるということを考え、間主観的な対応の重要性を学習する。 | 2 | 海山 | 講義 |
15 | 2 | 日本人のスピリチュアリティに焦点をあて、病や死者への対応というものが、文化的・社会的に生み出されていることを学ぶ。 | 2 | 海山 | 講義 |