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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
6303 | |
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授業科目名 /Course Name |
線量計測学特論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期放射線技術科学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
藤崎 達也 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
★齋藤秀敏(非常勤講師) | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
後期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 金曜日 | 6 |
後期 | 金曜日 | 7 |
授業の概要 |
放射線治療において特殊かつ今後の発展が予想される照射法(画像誘導放射線治療、強度変調放射線治療、定位放射線治療、陽子線治療および重粒子線治療など)の改善と所要の線量および線量分布計測および品質管理を含めて学習する。 |
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授業のキーワード | 放射線治療、線量計測、線量分布、粒子線、細束ビーム |
授業の目的 |
新たに導入され、また発展する各種の放射線治療法に伴って要求される最適な線量計測法を選択・改善して、高精度の線量および線量分布データを提供できることを身につける。 |
授業の到達目標 |
1.線量計測の現状と今後の課題、標準的に用いられる方法について理解する。 2.光子線を用いた高精度放射線治療および特殊な照射方法について理解する。 3.小線源治療における治療計画およびについて理解する。 4.粒子線治療の特性と線量計測について理解する。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 復習は必ず行ってください。 |
教科書 | 特に必要ありません。 |
参考文献・その他資料 |
E. B. Podgorsak(editor). Radiation Oncology Physics : A Handbook for Teachers and Students. IAEA Faiz M. Khan. The Physics of Radiation Therapy. LIPPINCOTT RAVEN 日本医学物理学会編 外部放射線治療における水吸収線量の標準計測法(標準測定法12) 通商産業研究社 |
成績評価方法 |
試験またはレポート |
担当教員から | 放射線治療における線量計測の現状を総合的に理解し、主体的に問題点を見つけ出し、解決法を模索していく姿勢を積極的に身につける。 |
受講条件 | 原則として、放射線技術科学専攻の学生に限る。 |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1~2 | 4 | {線量計測の準備} 標準線量のトレーサビリテイ、放射線治療線量の所要精度、目的に応じた線量測定装置と国内及び国際線量相互比較の現状と今後の課題につき理解する。また、線量計測に必要なファントム材料や線量計などを理解する。 |
1 | 藤﨑 | 講義 |
3~4 | 4 | {線量計測法} エネルギー伝達の立場から線量計測の意義と各種計測法の特徴を検討し、実際の場での測定器の特性、その選定法につき理解する。また、外部放射線治療における吸収線量の標準計測法を理解する。 |
1 | ★齋藤 | 講義 |
5~6 | 4 | {定位放射線治療} 細束ビームを使用する定位放射線照射の線量計測法について、光子および電子のエネルギースペクトル、絶対吸収線量評価および相対吸収線量評価の観点より理解する。 |
2 | ★齋藤 | 講義 |
7~8 | 4 | {強度変調放射線治療} 多分割絞り(MLC)による小さな亜照射野を組み合わせて線量の強度変調を行なう場合の線量計測法について、線量分布の計算およびMU値線量に関わる検証が必須とされている。本稿では線量計を用いたMU値の測定及びフィルム法による線量分布の検証について紹介する。 |
2 | ★齋藤 | 講義 |
9~10 | 4 | {特殊電子線治療} 特殊電子線治療における計量法につき理解する。細束電子線で問題となる実用飛程、平均エネルギー、最頻エネルギー、軸外線量比の実際的な取扱いにつき理解する。 |
2 | ★齋藤 | 講義 |
11~12 | 4 | {小線源治療} 小線源による腔内照射に関する線量分布の治療計画電算機による算定法と実測法およびそれぞれの精度評価につき理解する。とくに小線源治療における計量面を中心とした保守、管理につき理解する。 |
3 | ★齋藤 | 講義 |
13~14 | 4 | {陽子線・粒子線治療} 陽子線治療施設によって異なる照射野形成法やエネルギー調整法による線質、線量分布の評価と計量法の実際につき理解する。 {重イオン線治療} 重イオン線に特有な深部線量分布におけるフラグメンテーション、LET依存およびモニタ線量計や線量検出器への効果につき理解する。 |
4 | ★齋藤 | 講義 |
15 | 2 | 総括 |
1-5 | 藤﨑 | 講義 |