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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
6201 | |
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授業科目名 /Course Name |
核医学情報解析学特論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期放射線技術科学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
鹿野 直人 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
|||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
後期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 火曜日 | 6 |
後期 | 火曜日 | 7 |
授業の概要 | 核医学画像は、放射性医薬品の生体内での臓器の吸収、分布、代謝、排泄などの機能障害を可視化したものである。この生体機能画像から臨床に有用な情報を抽出するためには、生体内での生理機能、生化学機能、病態についてよく理解したうえで、適切な解析方法を開発、応用することが必要である。ここでは主に中枢神経系の病態との関連について学習する。 |
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授業のキーワード | 機能局在、神経障害、脳循環動態、病態生理、局所血流量計測 |
授業の目的 | 生体の生理的機能および代謝について理解し、放射性医薬品の体内動態と生理機能インデックスについて学習する。 |
授業の到達目標 |
1 脳核医学検査の特徴について説明できる。 2 脳核医学検査の放射性医薬品について説明できる。 3 SPECT装置について説明できる。 4 PET装置について説明できる。 5 統計処理画像について説明できる。 6 脳循環代謝の生理学的側面について説明できる。 7 脳循環動態の評価に使用されている133Xeクリアランス法、マイクロスフェア法などの脳局所脳血流測定法の原理、血流量算出法について説明できる。 8 負荷脳血流SPECTについて方法論と実際について説明できる。 9 脳血流SPECTによる脳血管障害の診断について説明できる。 10脳血流SPECTによる認知症の診断について説明できる。 11脳血流SPECTによる脳腫瘍の診断について説明できる。 12ベンゾジアゼピン、ドーパミンなどの脳神経レセプター受容体や再取り込みの成り立ち及びこれに関する病態生理について説明できる。 13PETによる脳循環代謝測定について説明できる。 14脳核医学の新しい展開について説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
現在、機能計測に使用されている放射性医薬品と生体機能の関連性について薬学的、生理学的に理解し、診断や治療など臨床的有用性との関連を検討する。 |
教科書 | 改訂版 最新脳SPECT/PETの臨床 西村恒彦 他 メジカルビュー社 |
参考文献・その他資料 | 最新臨床核医学 第3版 久田欣一 他 金原出版株式会社 |
成績評価方法 | レポート |
担当教員から | 高齢化社会を迎えて、脳の核医学検査の重要度が増しています。脳機能は研究上明らかでない部分も多く存在し、ホットな領域になっています。核医学検査は機能診断において他の検査にない利用価値があり、深く学習するに値する分野と言えます。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
★鹿野直人 東京厚生年金病院と茨城県立医療大学付属病院における核医学検査臨床業務。診療放射線技師として知っていると実務が楽しくなる知識を一緒に学びます。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 脳核医学検査の特徴について概観する。 | 1 | 鹿野 | 講義 |
2 | 2 | 脳核医学検査の放射性医薬品について学習する。 | 2 | 鹿野 | 講義 |
3 | 2 | SPECT装置について学習する。 | 3 | 鹿野 | 講義 |
4 | 2 | PET装置について学習する。 | 4 | 鹿野 | 講義 |
5 | 2 | 統計処理画像について理解する。 | 5 | 鹿野 | 講義 |
6 | 2 | 脳循環代謝の生理学的側面について理解する。 | 6 | 鹿野 | 講義 |
7 | 2 | 脳循環動態の評価に使用されている133Xeクリアランス法、マイクロスフェア法などの脳局所脳血流測定法の原理、血流量算出法について学習する。 | 7 | 鹿野 | 講義 |
8 | 2 | 負荷脳血流SPECTについて方法論と実際を学ぶ。 | 8 | 鹿野 | 講義 |
9 | 2 | 脳血流SPECTによる脳血管障害の診断について理解を深める。 | 9 | 鹿野 | 講義 |
10 | 2 | 脳血流SPECTによる認知症の診断について理解を深める。 | 10 | 鹿野 | 講義 |
11 | 2 | 脳血流SPECTによる脳腫瘍の診断について理解を深める。 | 11 | 鹿野 | 講義 |
12 | 2 | ベンゾジアゼピン、ドーパミンなどの脳神経レセプター受容体や再取り込みの成り立ち及びこれに関する病態生理について学習する。 | 12 | 鹿野 | 講義 |
13 | 2 | PETによる脳循環代謝測定。 | 13 | 鹿野 | 講義 |
14 | 2 | 脳核医学の新しい展開。 | 14 | 鹿野 | 講義 |
15 | 2 | 総合評価 | 1-14 | 鹿野 | 講義 |