![]() ![]() |
2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
6107 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
画像検査技術学演習Ⅱ | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期放射線技術科学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
門間 正彦 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
石森佳幸(6312)、安江憲治(7824) | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 月曜日 | 6 |
前期 | 月曜日 | 7 |
授業の概要 | 医用画像として一般化しているディジタル画像を中心に、画像の成り立ちを理解し、再構成法や画像評価法を学習する。サンプルデータを用いた演習により実際の解析手順を学習する。 |
---|---|
授業のキーワード |
画像再構成、空間分解能、ウイナースペクトル、ROC解析、X線CT、MRI、 NPS、SSP、T1 map、T2 map、perfusion、SWI |
授業の目的 | デジタル画像の成り立ち、再構成法を理解する。画像評価、解析の手法を理解し、自ら実践、開発できる知識を身につける。 |
授業の到達目標 |
1 ディジタル画像のデータ構造や物理評価、視覚評価について説明できる。 2 X線CTの物理評価について説明できる。 3 ディジタル画像処理のプログラミングができる。 4 MRI画像再構成とその信号の成り立ちが説明できる。 5 MRI画像の組織特性を説明でき、そのマップを作製できる。 6 臨床における画像評価や画像再構成の応用について説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 授業内で取り上げた課題のみならず、自ら取得した画像データを用いて実践してみることで理解が深まる。 |
教科書 | 特になし |
参考文献・その他資料 |
標準ディジタルX線画像計測 市川勝弘、石田 隆行 オーム社 MRI画像再構成の基礎 篠原広行、橋本雄幸 医療科学社 標準X線CT画像計測 市川勝弘、村松禎久 オーム社 化学・生化学・薬学・医学のためのやさしい最新のNMR入門 W・ケンプ 培風館 標準MRIの評価と解析 宮地利明 オーム社 |
成績評価方法 | レポート |
担当教員から |
FPDやX線CT、MRIといったディジタル画像の成り立ち、再構成法や画像評価法を理解することはますます重要になってきます。これらの知識は今後臨床の場で必要とされる高度技術の理解を深めるのに役立ちます。 担当者および授業内容は変更になることがあります |
受講条件 | 特になし |
実務経験を有する担当教員 |
門間正彦、石森佳幸、安江憲治 診療放射線技師としての実務経験を活かして、再構成法。画像評価法、解析手法に関する授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
---|---|---|---|---|---|
1、2 | 4 | ディジタル画像の空間分解能評価 エッジ法、スリット法、チャート法。 |
1 | 門間・安江 | 演習 |
3、4 | 4 | ディジタル画像のノイズ特性評価 仮想スリット法、2次元フーリエ変換法。 |
1 | 門間・安江 | 演習 |
5、6 | 4 | 放射線画像のROC解析 観察試料作成、ROC解析、統計処理。 |
1 | 門間・安江 | 演習 |
7 | 2 | デジタル画像のデータ構造、PCを用いた画像解析の基礎 Image-Jによる簡単な画像計測の実践。 |
1 | 石森・安江 | 演習 |
8 | 2 | X線CTの面内空間分解能評価 ワイヤ法によるMTFの算出。 |
2 | 石森・安江 | 演習 |
9、10 | 4 | X線CTのノイズ特性 ノイズパワースペクトルの算出、コントラストノイズ比の算出。 |
2 | 石森・安江 | 演習 |
11、12 | 4 | X線CTの体軸方向空間分解能評価 ビーズ法によるslice sensitivity profile測定、MTFの算出。 |
2 | 石森・安江 | 演習 |
13、14 | 4 | 画像処理のためのプログラミング Pythonによるディジタル画像処理。 |
3 | 門間・安江 | 演習 |
15、16 | 4 | MRI画像再構成の基礎(1) フーリエ変換の実際、数値ファントム、フィルタ補正逆投影法のシュミュレーション。 |
4 | 門間・安江 | 演習 |
17、18 | 4 | MRI画像再構成の基礎(2) 2次元フーリエ変換法のシュミュレーション。 |
4 | 門間・安江 | 演習 |
19、20 | 4 | MRI画像再構成の応用 MRIにおけるアーチファクトのシュミュレーション。 |
4 | 門間・安江 | 演習 |
21・22 | 4 | MR信号の成り立ちと特徴 組織特性値や撮像パラメータ変化によるスペクトルの特徴。 |
4・5 | 石森・安江 | 演習 |
23・24 | 4 | MRIによる組織特性値の画像化。 T1、 T2計測の意義と生体計測によるマップ化。 |
5 | 石森・安江 | 演習 |
25・26 | 4 | MRIによる機能情報の画像化 脳灌流検査における各種計算画像の意味、データ処理の実際。 |
5 | 石森・安江 | 演習 |
27、28 | 4 | MR信号の特性を活かした組織特性の描出。 位相処理による磁化率強調、データ処理の実際。 |
5 | 石森・安江 | 演習 |
29、30 | 4 | 画像検査技術に関する文献・資料調査、課題のまとめ。 臨床画像評価への応用、総合討論。 |
6 | 門間・石森・安江 | 演習 |