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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
5214 | |
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授業科目名 /Course Name |
活動障害治療・介入学特論演習 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期理学療法学・作業療法学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
白石 英樹 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
可 |
担当教員 /Instructor |
井出政行、★村木敏明、久保田茂希、唯根 弘 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期後半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 水曜日 | 6 |
前期 | 水曜日 | 7 |
授業の概要 |
特論の講義をさらに深めるため、特論での講義の知識に基づいて演習を通して臨床的介入の実際を学習する。精神障害作業療法学特論を受け、世界的な精神保健改革の潮流に対応する精神障害領域での作業療法について評価と介入技術の、精神障害リハビリテーション技能としての当事者、他職種との連携・協働について習得する.また、精神科作業療法領域での研究・調査の方法論について、講義、集団討議、演習、事例検討を行う。 (オムニバス方式) (白石英樹)麻痺した上肢・手指・下肢への治療的介入について演習実践を通じて問題点と改善点を見出し、効果的な方法への試行的演習を行う。また、障害が残っても行いたい活動への支援や介入についての実際を学習する. (井出政行)日本の文化と歴史を踏まえて、地域に展開されている精神障害リハビリテーションにおける特徴と課題について学習する. (村木敏明)老年期における生活や活動を分析・評価、およびWellbeingをEvidence-based Practiceの観点から介入法の実際について学習する。 (久保田茂希)身体障害における麻痺肢へのロボットリハの実際やメカニズム、介入の実際について学習する。 (唯根 弘)障害による日常生活への影響や行為向上マネジメントに関連した分析や評価についての実際を学習する。 |
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授業のキーワード | 福祉工学、リハビリテーション工学、Evidence Based Occupational Therapy、治療的介入と解析、活動への介入と解析、運動・活動支援への工学的支援、生活機能・Wellbeingへの支援と取り組みの実際、心理社会的機能、精神障害リハビリテーション、チーム連携 |
授業の目的 | 臨床的介入や支援、取組を中心にその方法を分析し、より根拠のある治療的介入及び活動支援技能を身につける。精神障害領域におけるリハビリテーション、作業療法の評価と介入技術、研究手法について理解する. |
授業の到達目標 |
1. ロボットを用いたリハビリテーション介入による理論や治療手技、研究の現状を理解する. 2. 認知症を含めた虚弱・障害高齢者に対する治療・介入法をもとにEvidence Based Occupational Therapyに関する英文を読解する. 3. 麻痺や活動障害への治療的・支援的介入の実践的演習を通じて実践的介入方法を考える. 4. 精神障害リハビリテーションの理念と哲学について述べることができる. 5. 精神障害リハビリテーションの歴史的事象と変遷の過程について述べることができる 6. 精神障害リハビリテーションの技法、作業療法介入技法について理解・習得する. 7. 精神科領域における研究法について理解し、論文抄読によりプレゼンテーションができる. |
授業時間外の学習に関する事項 | 身体障害・老年期障害・精神障害リハビリテーション及びリハ工学における実践及び作業療法について、国内外の研究論文を多く読むこと.積極的に演習に参加し、臨床研究の技能を身につける |
教科書 | 別途指示 |
参考文献・その他資料 | 身体障害に関する治療・支援方法および動作解析・活動解析に関連する書籍・文献を使用 |
成績評価方法 | 実技・演習への積極的参加度、積極的な発言、臨床的な創意工夫、レポート課題にて総合的に判定する.【再受験申請:可、出席時間数要件:4/5】 |
担当教員から | ★村木敏明(非常勤講師、老年期作業療法領域専門の作業療法士) |
受講条件 | 活動障害治療学・介入特論 |
実務経験を有する担当教員 |
白石英樹 作業療法士であり、身体障害領域における臨床経験や研究実績を有しており、それらの経験を基に授業を担当する。 井出政行 医師(精神)であり、精神疾患領域における臨床経験及び研究実績を有し、その経験を通じて授業の分担を担当する。 村木敏明(非常勤講師) 作業療法士であり、老年期における臨床経験を研究実践を行ってきており、その経験を分担する授業にて活かしていただく。 久保田茂希 作業療法士であり、かつロボットリハビリの臨床・研究の実績を有しており、作業療法介入における工学的視点を軸として授業を展開していただく。 唯根 弘 作業療法士であり、生活行為向上マネジメントに関する知識や実践経験を有し、それらの経験を基にして授業を行ていただく。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1〜2 | 4 | 活動障害への治療・介入(工学的支援)の演習(1) ロボットスーツ(HAL)を用いた麻痺への治療・介入の実際や福祉機器類の利用、そのために必要な障害の解析(対象者の解析と、機器を含む環境面の解析)などについて学習する。 | 1 | 久保田 | 講義・演習 |
3〜4 | 4 | 活動障害への治療・介入(老年期の生活支援)の演習(2) Evidence Based Occupational Therapyに関する英文原著論文を抄読し討論する。 |
2 | ★村木 | 講義・演習 |
5〜6 | 4 | 麻痺や活動障害への治療・介入の演習(3) 身体障害(上肢・手指)への治療的介入と活動支援への実践的介入の演習的分析を行い、臨床応用技能を身につける. | 3 | 白石・唯根 | 講義・演習 |
7〜8 | 4 | 麻痺や活動障害への治療・介入の演習(4) 身体障害(下肢・体幹)への治療的介入と活動支援への実践的介入の演習的分析を行い、臨床応用技能を身につける. | 3 | 白石・唯根 | 講義・演習 |
9〜10 | 4 | 活動障害への治療・介入の演習(5) 身体障害における活動障害への実践的支援の演習的分析を行い、臨床応用技能を身につける. | 3 | 白石・唯根 | 講義・演習 |
11〜12 | 4 | 活動障害への治療・介入の演習(6) 身体障害における活動障害への実践的支援の演習的分析を行い、臨床応用技能を身につける. | 3 | 白石・唯根 | 講義・演習 |
13〜14 | 4 | 精神障害への治療・介入の演習(1) 地域の事例検討から具体的な精神障害への治療や介入を身につける | 4・5 | 井出 | 講義・演習 |
15 | 2 | 精神障害への治療・介入の演習(2) 多職種連携による事例検討から具体的な精神障害への治療や介入を身につける | 6・7 | 井出 | 講義・演習 |