![]() ![]() |
2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
5213 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
活動障害治療・介入学特論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期理学療法学・作業療法学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
白石 英樹 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
可 |
担当教員 /Instructor |
井出政行、★村木敏明、久保田茂希、唯根 弘 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 水曜日 | 6 |
前期 | 水曜日 | 7 |
授業の概要 |
作業療法における臨床的治療や介入法について、白石英樹は全体を統括し、分担教員とともに障害者の運動や活動障害に対する治療や介入について分担講義する。 (オムニバス方式) (白石英樹)身体障害領域における治療(介入)と効果について、臨床的研究報告(調査的・実験的・症例報告など)から検討、分析し討論を行う。 (井出政行)精神保健医療福祉領域における作業療法・作業療法士の担うべき役割、意義、そして実効ある作業療法の実践について、諸外国と我が国との状況を比較し、我が国の精神障害リハビリテーションの特徴と課題について講義する。また、当事者の実存的回復リカバリー、Quality of Life(QOL)と作業遂行との関係について論考する。 (村木敏明)高齢者の日常における「活動」や「生活」を診る分析や評価、作業療法介入について講義・論議を行う。 (久保田茂希)ロボットリハビリの臨床・研究を通して運動・活動障害の評価や治療について講義・論議を行う。 (唯根 弘)身体障害領域における治療や介入について、先行研究や論文検証の観点より講義・議論を行う。 |
---|---|
授業のキーワード | 治療的介入、Activities of Daily Living(ADL)介入、Quality of Life(QOL)介入、精神障害リハビリ、ケアマネジメント、リカバリー当事者、ベネフィット・ファインディング、作業遂行、認知症、虚弱、障害高齢者、運動制御、数理モデル |
授業の目的 | 身体障害領域における障害への治療・介入方法について、国内・外の今までの方法と最新の方法についてその理論や根拠、効果について学ぶ。また精神保健領域におけるわが国及び諸外国の精神保健の現状と課題、精神障害からの回復、専門職の在り方等精神保健を取り巻く背景要因、精神保健領域での研究手法、研究蓄積について理解を深め、精神障害領域における作業療法臨床、研及び究について学ぶ。 |
授業の到達目標 |
1.作業療法の基礎的な治療・介入の歴史的背景を理解する。 2.国内における身体障害に対する従来の治療的介入方法の課題・効果分析及び最新の治療的介入方法課題・効果分析する。 3.海外における身体障害に対する従来の治療的介入方法の課題・効果分析及び最新の治療的介入方法課題・効果分析する。 4.国内の身体障害における活動支援・介入方法の課題・効果・意義について分析する。 5.国外における身体障害における活動支援・介入方法の課題・効果・意義について分析する。 6.我が国及び諸外国における精神保健医療福祉改革と現況、課題について考えを述べることができる。 7.精神障害、回復、当事者主義、専門職の支援技能について理解する。 8.精神障害からの回復への作業遂行の関与について考えを述べることができる。 9.精神保健、精神障害領域における作業療法の果たすべき役割について考えを述べることができる。 10.ロボットリハビリテーションの基礎および臨床・研究の現状を理解する。 11.認知症を含めた虚弱・障害高齢者に対する治療・介入法を学習する。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
関連文献を自発的に探索・精読し、積極的に議論への参加や作業療法の治療・介入に関する理論的・技術的知識を深める。 |
教科書 |
(未確定)「精神障害リハビリテーション論-リカバリーへの道」 野中 猛著 岩崎学術出版 |
参考文献・その他資料 |
1) Institutionalism and Schizophrenia J.K.、King & W.、Brown著 Cambridge Univ. Press 各種治療・介入および動作解析・活動解析に関連する書籍・先行文献等を使用予定。 |
成績評価方法 | プレゼンテーションの自発的参加度、積極的な発言、レポートにて総合的に判定を行う。 【再受験申請:可、出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
毎時間、討論の機会を設けている。積極的な参加を期待します。 ★村木敏明(非常勤講師、老年期作業療法領域専門の作業療法士) |
受講条件 | 活動障害治療・介入学特論演習 |
実務経験を有する担当教員 |
白石英樹 作業療法士であり、身体障害領域における臨床経験や研究実績を有しており、それらの経験を基に授業を担当する。 井出政行 医師(精神)であり、精神疾患領域における臨床経験及び研究実績を有し、その経験を通じて授業の分担を担当する。 村木敏明(非常勤講師) 作業療法士であり、老年期における臨床経験を研究実践を行ってきており、その経験を分担する授業にて活かしていただく。 久保田茂希 作業療法士であり、かつロボットリハビリの臨床・研究の実績を有しており、作業療法介入における工学的視点を軸として授業を展開していただく。 唯根 弘 作業療法士であり、身体障害領域における臨床経験や研究実績を有し、また、先行研究の分析や論文の検証についての実践を基に授業を担当する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
---|---|---|---|---|---|
1〜2 | 4 | 作業療法(身体障害)の臨床介入について:1 (国内・外):脳血管障害における上肢麻痺、手指麻痺、下肢麻痺へのアプローチ方法の概観と課題分析 | 1・2 | 白石・唯根 | 講義 |
3〜4 | 4 | 作業療法(身体障害)の臨床介入について: 2 (国内・外):脳血管障害における上肢麻痺、手指麻痺、下肢麻痺へのアプローチ方法の効果分析 | 2・3 | 白石・唯根 | 講義 |
5〜6 | 4 | 作業療法(身体障害)の臨床介入について:3 (国内):身体障害者の活動支援・介入へのアプローチ方法の実践とその意義 | 4 | 白石・唯根 | 講義 |
7〜8 | 4 | 作業療法学(身体障害)の臨床介入について:4 (国外):身体障害者の活動支援・介入へのアプローチ方法の実践とその意義 | 5 | 白石・唯根 | 講義 |
9〜10 | 4 | 精神障害における臨床介入について:1日本の地域精神医療の歴史と制度 | 6・7 | 井出 | 講義 |
11 | 2 | 精神障害における臨床介入について:2認知の視点からの精神障害へのアプローチ | 8・9 | 井出 | 講義 |
12〜13 | 4 | 作業療法(運動・活動障害)への臨床介入について:工学的なモデル(ロボットを用いたリハビリテーション)に基づく治療・介入に関する臨床及び研究の実際 | 10 | 久保田 | 講義 |
14~15 | 4 | 作業療法(老年期障害)への臨床介入について: 関連邦文原著論文をもとに、Evidence Based Occupational Therapyに関して討論 |
11 | ★村木 | 講義 |