シラバス参照

授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年10月31日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
授業コード
/Course Code
5102
授業科目名
/Course Name
理学療法学理論特論演習 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
前期課程1年 , 前期課程2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
前期理学療法学・作業療法学専攻 , 保健医療科学専攻
科目責任者
/Responsible Person
橘 香織 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
篠崎真枝
開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 木曜日 6
前期 木曜日 7

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要   医学のみならず、多領域(体育学、心理学、社会学、工学等)における対象規定や方法論がどのように理学療法に援用できるのかを、ヒトの身体運動を対象とする各種の方法論についての演習を通して学習する。
 行動レベルで見た運動学習・運動制御理論の観点からおよび神経科学的観点から人間の行動や病態に関する示唆を与えディスカッションを促進する。
授業のキーワード 理学療法学理論、運動発達、運動学習、運動制御
授業の目的 理学療法学特論で学んだ理学療法学の諸理論を適用し、身体運動の見方(測定方法)を学ぶ。
授業の到達目標 1. テーマの意義を理解し、テーマに即した文献を選択することが出来る。
2. 文献の内容を理解し、レジメを作成することが出来る。
3. 演習の場でレジメに沿って文献の内容を説明することが出来る。
4. 文献内容に即した論点を提示することが出来る。
5. 演習の場でディスカッションができる。
6. ディスカッションを反映して、発表内容を総括することが出来る。
授業時間外の学習に関する事項 自身の臨床活動においてどのように理論を応用し、それを検証する具体的実践を行うこと。
教科書 別途指示
参考文献・その他資料 1) Motor Control and Learning -A Behavioral Emphasis- 4th ed. R.A.Schmidt &、T.D.Lee Human Kinetics 2005
2) Human Motor Control 2nd ed. D.A.Rosenbaum Academic Press 2010
3) Toward a Common Language for  Function、 Disability、 and Health Jette AM Physical Therapy 86:726-734、2006.
4) III STEP Series. Physical Therapy 2006〜
成績評価方法 プレゼンテーションの自発的参加度、積極的な発言による授業への貢献度、レポート
出席時間数要件 2/3以上
再受験の取り扱い 無し
担当教員から 国内外で注目されている理学療法領域の基礎理論に係る研究を取り上げ文献抄読を通じて演習を行います。シラバスは運動制御・運動学習をテーマとした場合の例です。
注:必要に応じてこの授業の内容を変更することがあります。
受講条件 理学療法学理論特論を受講していること。
実務経験を有する担当教員 橘香織、篠崎真枝
理学療法士としての実務経験を活かして理学療法学理論特論演習の授業を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 理学療法の裏付けとなる諸理論を取り上げ、概説する。 1 橘・篠崎 演習
2~3 4 運動パフォーマンスの量的・質的測定法について文献抄読を通して学習する。 2・3・4・5・6 橘・篠崎 演習
4~5 4 運動能力モデルにおける運動構成要素(筋力、柔軟性、平衡性、持久性、協調性、敏捷性)について文献抄読を通して学習する。 2・3・4・5・6 橘・篠崎 演習
6~9 8 運動制御理論の中で反射モデル、階層構造モデル、システムモデルについて文献抄読を通して学習する。 2・3・4・5・6 橘・篠崎 演習
10~11 4 運動発達理論の中で異なるレベル(行動学的、運動学的-生体力学的、神経生理学的)からのアプローチについて文献抄読を通して学習する。 2・3・4・5・6 橘・篠崎 演習
12~13 4 運動学習の実験デザインを学習し、運動学習の測度である定常誤差、変動誤差、総合変動などの意義を理解する。 2・3・4・5・6 橘・篠崎 演習
14~15 4 運動技能の練習方法であるランダム練習、多様性練習などのスケジュールを学習し、これらの練習方法の優位性に関するいくつかの仮説を理解する。 2・3・4・5・6 橘・篠崎 演習