![]() ![]() |
2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月8日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
4605 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
精神評価方法論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期看護学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
中村 博文 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
井出政行 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期後半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 火曜日 | 6 |
前期 | 火曜日 | 7 |
授業の概要 | 精神機能ならびに人格水準の評価に必要な精神力動理論、人間発達論、レジリエンスモデルなどの基盤となる理論を習得する。さらに精神医学モデルに則り、精神科診断学や精神科臨床検査学の知識を学習し、さまざまな状態にある人間の精神や問題行動、さらに家族の病理について諸理論を用いて総合的に評価ができる能力を養う。 |
---|---|
授業のキーワード | 精神力動論、人間発達論、精神医学モデル(DSM-5)、ストレス対処モデル、レジリエンスモデル |
授業の目的 | 精神的困難を抱えた人とその家族を対象としたアセスメント技法と援助方法の概要を理解し、対象を包括的に評価し、援助の方向性を見出す能力を修得する。 |
授業の到達目標 |
1. 精神力動論と人間発達論の主要概念を説明できる。 2. 人格(病理)水準を評価するために諸理論やモデルをどのように用いるかがわかる。 3. 組織を評価するための理論について説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
授業時間外の学習においては、参考として記載しているものであり、本科目を履修するに当たっての絶対必須要件ではない。 精神医学モデルの以下の内容をまとめておく。 (1) 成人期の代表的な精神疾患について、その症状や経過、診断基準、治療法 (2) 老年期の代表的な精神疾患について、その症状や経過、診断基準、治療法 (3) 小児、思春期の代表的な精神疾患について、その症状や経過、診断基準、治療法 (4) 妊娠と周産期女性の精神疾患について、その症状や経過 ※各授業につき予習90分、復習90分を目安とする |
教科書 |
1) 尾崎紀夫他 編、標準精神医学 第8版、医学書院、東京、2021 2) 大熊輝夫 著、現代臨床精神医学 第12版、金原出版、東京、2013 |
参考文献・その他資料 |
1) APA編、高橋三郎監訳、DSM-5 診断面接ポケットマニュアル、医学書院、東京、2015 2) 馬場禮子著、精神分析的人格理論の基礎、岩崎出版、東京、2008 3) 土居健郎著、新訂 方法としての面接 臨床家のために、医学書院、東京、1992 |
成績評価方法 |
【成績評価の基準】 精神疾患の診断基準、症状、治療ならびに精神科診断のための面接技法と精神状態の査定について理解したものに単位を授与する。 【成績評価の方法】 授業準備、プレゼンテーションの内容 40%、ディスカッションの参加度 30%、レポート課題 30%、を総合的に判断する |
担当教員から | 自主的に参加しましょう。積極的に診断・治療について学び、理解できない部分はその都度、質問して解決しましょう。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
中村博文:精神科看護師としての経験と、患者の生活を基盤にした研究を教授する。 井出政行:精神科医としての豊富な経験と、患者を基盤にした学際的な研究を教授する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 【精神力動理論 精神の構造と機能】 患者-看護師関係を中心とした精神の構造と機能を学 ぶ |
1 | 中村 | 講義 |
2 | 2 | 【精神力動理論 自我機能と現実検討能力】 患者-看護師関係を中心とした自我機能について 具体的に学修する |
1 | 中村 | 講義 |
3 | 2 | 【ストレス/コーピング/防衛機制】 精神的評価を行うためにストレス・コーピング・防衛機制 についての学習を深める |
1・3 | 中村 | 講義 |
4 | 2 | 【精神力動理論でみた人の日常生活行動】 精神力動理論で人間の行動を考え、生活においての知 見を深める |
1・3 | 中村 | 講義 |
5 | 2 | 【心理社会的成長発達 E.H.エリクソンの人間発達論 1】 誕生~青年期 人間発達論を評価の指標として使用することを学ぶ |
2 | 中村 | 講義 |
6 | 2 | 【心理社会的成長発達 E.H.エリクソンの人間発達論 2】 成人期~老年期 人間発達論を評価の指標として使用することを学ぶ |
2 | 中村 | 講義 |
7 | 2 | 【人格(病理)水準の査定法】 異常と正常の違いを見極め、査定することを学ぶ |
2 | 中村 | 講義 |
8 | 2 | 【精神疾患の病態・精神状態の検査と診断 1】 成人期における精神疾患の検査と診断を学習する |
2 | 井出 | 講義 |
9 | 2 | 【精神疾患の病態・精神状態の検査と診断 2】 老年期における精神疾患の検査と診断を学習する |
2 | 井出 | 講義 |
10 | 2 | 【精神疾患の病態・精神状態の検査と診断 3】 小児-思春期における精神疾患の検査と診断を学習する |
2 | 井出 | 講義 |
11 | 2 | 【精神疾患の病態・精神状態の検査と診断 4】 周産期に起こりやすい精神疾患の検査と診断を学習する |
2 | 井出 | 講義 |
12 | 2 | 【精神科における面接と精神健康状態の査定・評価 1】 精神の健康状態の査定・評価(Mental Status Examination、 MSE)、精神健康度(Mental Health Assessment、 MHA)の査定・評価 |
2 | 中村 | 講義 |
13 | 2 | 【精神科における面接と精神健康状態の査定・評価 2】 精神の健康状態の査定・評価(Mental Status Examination、 MSE)、精神健康度(Mental Health Assessment、 MHA)の査定・評価 |
2 | 中村 | 講義 |
14 | 2 | 【精神科における面接と精神健康状態の査定・評価 3】 精神の健康状態の査定・評価(Mental Status Examination、 MSE)、精神健康度(Mental Health Assessment、 MHA)の査定・評価 |
2 | 中村 | 講義 |
15 | 2 | 【精神科における面接と精神健康状態の査定・評価 4】 精神の健康状態の査定・評価(Mental Status Examination、 MSE)、精神健康度(Mental Health Assessment、 MHA)の査定・評価 |
2 | 中村 | 講義 |