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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年10月22日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
4516 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
高齢者生活援助論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期看護学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
髙村 祐子 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
本村美和、★石井智恵理 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 水曜日 | 6 |
前期 | 水曜日 | 7 |
授業の概要 | 高齢者に起こりやすい健康問題や生活機能障害について、疾患の影響や診断・治療をふまえた身体・心理・社会機能のアセスメントに基づき、高齢者の潜在能力を引き出し、QOLの向上を意図した看護援助を実践できる能力を養う。また、高齢者および家族に対して、高齢者の健康問題に潜在する倫理的課題をふまえた専門的かつ高度な看護を実践できる能力を養う。 |
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授業のキーワード | 総合的アセスメント、排泄機能障害、転倒・転落、せん妄・老年期うつ、リハビリテーション看護、リロケーション、家族、倫理 |
授業の目的 | 高齢者に起こりやすい健康問題に対して、倫理的課題をふまえた総合的アセスメントを行い、高齢者とその家族の看護ニーズに応える高度な看護実践能力を修得する。 |
授業の到達目標 |
1 高齢者とその家族の看護ニーズについて、最近の研究と実践動向をふまえ説明できる。 2 急性期において残存障害が予測されるおよび生じた高齢者とその家族のリハビリテーション看護について、最近の研究と実践動向をふまえ説明できる。 3 回復期から維持期において高齢者の残存能力をいかした生活の再構築に向けたリハビリテーション看護について、最近の研究と実践動向をふまえ説明できる。 4 高齢者の生活の場の移行(リロケーション)に伴い生じる様々な影響とそれに対する看護について、最近の研究と実践動向をふまえ説明できる。 5 終末期における高齢者の生命徴候の変化のプロセスとアセスメント、看取りを経験した家族へのグリーフケアについて最近の研究と実践動向をふまえ説明できる。 6 在宅で生活をする高齢者の健康管理と家族支援について説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | キーワードに関して、文献等を活用し事前学習しておく。 |
教科書 | 指定なし |
参考文献・その他資料 |
以下は、主なもの。他は授業内で紹介する。 1) 真田弘美、他、看護学テキストNice老年看護技術学最後までその人らしく生きることを支援する改訂第3版、南江堂、2020. 2) 公益社団法人日本看護協会、認知症ケアガイドブック、照林社、2016. 3) 西村かおる、コンチネンスに強くなる排泄ケアブック、学研、2009. 4) 西村かおる、アセスメントに基づく排便ケア、中央法規出版、2008. 5) 宮越 浩一、高齢者リハビリテーション実践マニュアル、メジカルビュー社、2014. |
成績評価方法 |
授業参加状況とレポート課題で評価する。 再受験申請の取扱は無し、出席時間数要件は2/3とする。 |
担当教員から | 専門家として、キュアとケアを統合した高度な看護実践の基本となる知識と技術を修得してください。また、昨今の高齢者を取り巻く社会の動きを見極めながら、倫理的課題にアンテナを高くしましょう。★石井智恵理(筑波メディカルセンター病院)等。 |
受講条件 | 特になし |
実務経験を有する担当教員 | 髙村祐子、本村美和、石井智恵理(筑波メディカルセンター病院看護部・老人看護専門看護師) 老年/在宅看護学(看護師)を専門とする各教員が、その経験およびリサーチに基づき授業を展開する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 高齢者とその家族の看護ニーズ(転倒・転落)について、最近の研究から理論、介入、評価方法を学修する | 1 | 髙村 | 講義・演習 |
2 | 2 | 学生が高齢者とその家族の看護ニーズ(転倒・転落)に関する事例とその看護について提案し、全員で考察する | 1 | 髙村 | 演習 |
3 | 2 | 高齢者とその家族の看護ニーズ(せん妄・老年期うつ)について、最近の研究から理論、介入、評価方法を学修する | 1 | 髙村 | 講義 |
4 | 2 | 学生が高齢者とその家族の看護ニーズ(せん妄・老年期うつ)に関する事例とその看護について提案し、全員で考察する | 1 | 髙村 | 演習 |
5 | 2 | 高齢者とその家族の看護ニーズ(排泄機能障害)について、最近の研究から理論、介入、評価方法を学修する | 1 | 髙村 | 講義 |
6 | 2 | 学生が高齢者とその家族の看護ニーズ(排泄機能障害)に関する事例とその看護について提案し、全員で考察する | 2 | 髙村 | 演習 |
7 | 2 | 高齢者とその家族の看護ニーズ(摂食・嚥下障害)について、最近の研究から理論、介入、評価方法を学修する | 1 | 髙村 | 講義 |
8 | 2 | 学生が高齢者とその家族の看護ニーズ(摂食・嚥下障害)に関する事例とその看護について提案し、全員で考察する | 2 | 本村 | 演習 |
9 | 2 | 急性期において残存障害が予測されるおよび残存障害が生じた高齢者と家族に対するリハビリテーション看護について最近の研究と実践動向を学修する | 2 | 本村 | 講義 |
10 | 2 | 回復期から維持期において高齢者の残存能力をいかした生活の再構築に向けたリハビリテーション看護について最近の研究と実践動向を学修する | 3・4 | ★石井 | 講義 |
11 | 2 | 高齢者の生活の場の移行(リロケーション)に伴い生じる様々な影響とそれに対する看護について、最近の研究と実践動向をふまえ学修する | 4 | ★石井 | 講義 |
12 | 2 | 終末期における高齢者の生命徴候の変化のプロセスとアセスメント、看取りを経験した家族へのグリーフケアについて最近の研究と実践動向を学修する | 5・6 | 髙村 | 講義 |
13 | 2 | 在宅で生活をする高齢者の健康管理と家族支援(介護力の評価と必要な看護援助を含む)の実際について、事例①(難病患者)を用いて学修する | 5・6 | 髙村 | 講義 |
14 | 2 | 在宅で生活をする高齢者の健康管理と家族支援(介護力の評価と必要な看護援助を含む)の実際について、事例②(認知症)を用いて学修する | 5・6 | 髙村 | 講義 |
15 | 2 | 高齢者の健康問題に潜在する倫理的課題について、テキスト、先行研究、実際の事例から考察する | 1 | 髙村 | 講義・演習 |