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2025/03/10 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年3月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
4501 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
成人看護学特論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期看護学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
笹原朋代 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
大江佳織 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 金曜日 | 6 |
前期 | 金曜日 | 7 |
授業の概要 |
疾患をもつ成人とその家族への看護に関連する理論と最近の知見を深め、実践のための知識の深化を図るとともに、研究のための基礎を教授する。 理論に基づき、援助対象の看護問題のアセスメント、援助方法のあり方、さらにはその開発について教授する。 成人期の看護の対象の特性については、ヘルスプロモ-ション活動における健康行動理論や急性期における危機理論を活用した看護について事例を示しながら教授する。 慢性期・終末期、リハ期における対象の特性とその看護について事例を示しながら教授する。 |
---|---|
授業のキーワード | ヘルスプロモ-ション、セルフケア能力、自己効力理論、病みの軌跡、危機理論 |
授業の目的 |
疾患をもつ成人の看護上の問題をアセスメントする能力が高まる。 疾患をもつ成人を援助する方法を理解し、より効果的な援助方法について考える。 |
授業の到達目標 |
1.成人看護の対象及び看護の特徴を説明できる。 2.ヘルスプロモ-ションの概念が説明でき、事例で説明できる。 3.健康行動理論が理解でき、実際の活用事例が説明できる 4.急性期看護の対象の特性と看護について理解でき、関連する看護理論に基づいた事例が説明できる。 5.慢性期看護、終末期看護の対象の特性と看護について理解でき、関連する看護理論に基づいた事例が説明できる。 6.リハビリテ-ション看護の対象の特性と看護について理解でき、関連する看護理論に基づいた事例が説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 事前に自分の経験をもとにした事例(健康期、障害期を含めて)を2例以上まとめておく。 |
教科書 | なし |
参考文献・その他資料 |
1)ヘルスプロモーション (新体系看護学全書) 市村久美子、島内憲夫 メヂカルフレンド社 2018 2)ヘルスプロモ-ション、島内憲夫 訳 垣内出版 2012 3)激動社会の中の自己効力 A.バンデューラ 金子書房 1997 4)看護における危機理論・危機介入改訂4版 小島 操子 金芳堂 2018 5)慢性疾患の病みの軌跡-コービンとストラウスによる看護モデル- P.ウグ、黒江ゆり子他訳 医学書院 1995 |
成績評価方法 |
授業参加状況やレポートにより評価する。再受験の取り扱い:有 出席時間数要件4/5 |
担当教員から | 成人看護学研究において重要な概念を学びます。各自の研究テーマを念頭に、理解を深めていきましょう。授業は自由な討論をベースに進めていきます。積極的な参加を求めます。 |
受講条件 | 特になし |
実務経験を有する担当教員 |
笹原朋代、大江佳織: 看護師としてそれぞれの専門領域での看護実践を経験し、学部教育でも講義や臨地実習での学生指導を長年積み重ねてきた。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | オリエンテーション ・「健康」「疾病」「ヘルスプロモ-ション」の概念をもとに、成人を理解するための基本的な考え方を整理する。 |
1・2 | 笹原 | 講義 |
2 | 2 | 成人期の看護の対象の特性と看護の特徴について学ぶ | 1・2 | 笹原 | 講義 |
3 | 2 | 急性期看護の対象の特性と看護について学び、関連する看護理論について理解する | 4 | 大江 | 講義 |
4 | 2 | 慢性期・終末期における対象の特性と看護について学び、関連する看護理論について理解する | 5 | 大江 | 講義 |
5 | 2 | リハビリテーション期における対象の特性と看護について学び、関連する看護理論について理解する | 6 | 笹原 | 講義 |
6 | 2 | 健康行動理論について学ぶ。(その1) ・自己効力理論 ・健康信念モデル ・変化のステージモデル ・計画的行動理論 ・コーチング |
4 | 笹原 | 講義 |
7 | 2 | 理論をもとに、対象者の健康行動を高めるための援助方法を、経験した事例に適用し、考察する。 | 4 | 笹原 大江 | 講義 |
8 | 2 | プレゼンテーションとディスカッション | 1・2・3・4・5・6 | 笹原 大江 | 講義 |
9 | 2 | 病みの軌跡について学ぶ(その2) ・病みの軌跡とは ・ 病みの軌跡モデルを活用した援助 |
5 | 笹原 | 講義 |
10 | 2 | 理論をもとに、対象者のセルフケア能力を高めるための援助方法を経験した事例に適用し、考察する。 ・病みの軌跡とその関連要因のアセスメント ・ 援助方法の選択 |
5 | 大江 | 講義 |
11 | 2 | プレゼンテーションとディスカッション | 1・2・3・4・5・6 | 笹原 大江 | 講義 |
12 | 2 | 危機理論について学ぶ(その3) ・危機理論とは ・ 危機理論を活用した援助 |
4 | 大江 | 講義 |
13 | 2 | 理論をもとに、対象者への援助方法を経験した事例に適用し、考察する。 ・関連要因のアセスメント、目標設定 |
4 | 笹原 大江 | 講義 |
14 | 2 | ・ 援助方法の選択と評価 | 4 | 笹原 大江 | 講義 |
15 | 2 | プレゼンテーションとディスカッション | 1・2・3・4・5・6 | 笹原 大江 | 講義 |