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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月8日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
2110 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
臨床薬理学 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期看護学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
中村 博文 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
不可 |
担当教員 /Instructor |
★内田直樹(昭和大学)、★今村知世(昭和大学)、★諸星北人(昭和大学)、河野了(茨城県立医療大学付属病院)、★古川恵一(国保旭中央病院)、齋藤和美(茨城県立医療大学付属病院)、★谷中昭典(筑波学園病院)、井出政行(茨城県立医療大学)、田口典子(茨城県立医療大学)、★田口真穂(横浜薬科大学)、★隈本邦彦(江戸川大学)、★八重ゆかり(聖路加国際大学)、髙村祐子(茨城県立医療大学)、藤岡寛(茨城県立医療大学) | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期後半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 月曜日 | 6 |
前期 | 月曜日 | 7 |
授業の概要 | 薬物力学・薬物動態学などの基礎薬理学の知識を押さえて、臨床現場で多く遭遇する疾患および救急時の薬物療法について学習する。患者の生物学的背景、生活文化、疾病状況をアセスメントし、薬物の効用と副作用のバランスを考慮しながら、患者のQOL向上に寄与する薬物療法を導き出し、薬指導・管理を検討し、患者の薬剤アドヒアランスの向上を目指す。さらに、緊急応急処置や慢性疾患管理等に必要な薬剤を中心に、薬剤使用の判断、投薬後の患者モニタリング、生活調整、回復力の促進、患者の服薬管理能力向上に関する知識とそれらを基にした看護技術について修得する。 |
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授業のキーワード | 基礎薬理学、薬物療法、服薬指導・管理、薬剤アドヒアランス、薬害、高度実践看護師の役割 |
授業の目的 | 薬物療法に関する看護展開に必要な臨床薬理学を学習する。 |
授業の到達目標 |
1)薬物療法における高度実践看護師としての役割を理解できる。 2)薬剤アドヒアランスの概念枠組み、促進要因と疎外要因について説明できる。 3)薬物治療の基礎(作用、副作用、薬物動態、相互作用機序、遺伝因子など)が理解できる。 4)病態に基づく薬物の利用法と副作用発現の可能性が理解できる。 5)事例を通じた最適な薬物療法の選択について検討できる。 6)薬剤治療における看護職者に関連する薬事法や薬害の可能性を理解できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 準備学習の具体的な内容及び事前に提示された課題に対し、自主学習を行い、発表準備を行うこと。 |
教科書 | 特に使用しない。授業中のレジメを参照すること。 |
参考文献・その他資料 |
1) 内田直樹、肥田典子:薬理学をおもしろく学ぶ、サイオ出版 2019 2) 渡邊泰秀ほか編集: コメディカルのための薬理学 第3版、 朝倉書店、2018 3) 田中千賀子ほか編集: NEW薬理学 第7版、 江南堂、 2017. 4) 日本臨床薬理学会編: 臨床薬理学、 医学書院、 2011. 5) 鈴木利廣、関口正人、水口真寿美、医薬品の安全性と法:薬事法学のすすめ エイデル研 究所 2015 |
成績評価方法 | 事前学習・講義・演習・ディスカッション参加状況60%、課題レポート40%から評価する。 |
担当教員から |
主体的に参加を期待します。積極的に教員とディスカッションを行い、臨床事例とのフォードバックを通じて、臨床薬学について理解を深めてください。 ★内田直樹(昭和大学)、★今村知世(昭和大学)、★諸星北人(昭和大学)、河野了(茨城県立医療大学付属病院)、★古川恵一(国保旭中央病院)、齋藤和美(茨城県立医療大学付属病院)、★谷中昭典(筑波学園病院)、井出政行(茨城県立医療大学)、医科学センター長(茨城県立医療大学)、★田口真穂(横浜薬科大学)、★隈本邦彦(江戸川大学)、★八重ゆかり(聖路加国際大学)、髙村祐子(茨城県立医療大学)、藤岡寛(茨城県立医療大学) |
受講条件 | 大学院博士前期課程看護学専攻CNS課程履修者のみ |
実務経験を有する担当教員 | 内田直樹、河野了、古川恵一、齋藤和美、谷中昭典、井出政行、医科学センター長、田口真穂、八重ゆかり、中村博文、髙村祐子、藤岡寛 看護師、 薬剤師、医師の経験を持つ教員が専門分野の経験に基づき教授する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 臨床薬理学と高度実践看護師の役割 臨床薬理学概説: これから学ぶ臨床薬理学を概説する。 臨床薬理学と高度実践看護師の役割: 高度実践看護のために必要な知識体系を概説し、 看護の役割を考える。 |
1 | ★内田・中村 | 講義・演習 |
2 | 2 | 薬物動態概説: ヒトに投与された薬は体内で吸収、分布、代謝、排泄のプロセスをたどる薬物動態を概説する。 |
1・2・3 | ★今村 | 講義・演習 |
3 | 2 | 特殊患者集団の薬物療法(周産期・小児・高齢者): 特殊集団の特徴と留意すべき点を踏まえた薬物療法を概説する。 |
1・2・3 | ★諸星 | 講義・演習 |
4 | 2 | 適切な薬物療法(薬物相互作用): 複数の薬物の飲みあわせやある薬と食物の食べ合わせにおこる薬理作用を概説する。 |
1・2・4 | ★内田 | 講義・演習 |
5 | 2 | 循環器疾患をもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、循環器疾患をもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | 河野(了) | 講義・演習 |
6 | 2 | 呼吸器・アレルギー疾患をもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、呼吸器・アレルギーをもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | 河野(了) | 講義・演習 |
7 | 2 | 感染症をもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、感染症をもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | ★古川 | 講義・演習 |
8 | 2 | 糖尿病をもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、糖尿病をもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | 齋藤(和) | 講義・演習 |
9 | 2 | 消化器疾患をもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、消化器疾患をもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | ★谷中 | 講義・演習 |
10 | 2 | 精神、神経疾患をもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、精神、神経疾患をもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | 井出 | 講義・演習 |
11 | 2 | 痛みをもつ患者の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、痛みをもつ患者の薬物療法を概説する。 |
4・5 | 医科学センター長(未定) | 講義・演習 |
12 | 2 | 救急医療・急性期の薬物療法: 臨床薬理学の観点から、救急医療・急性期の薬物療法を概説する。 |
4・5 | 医科学センター長(未定) | 講義・演習 |
13 | 2 | 服薬管理概論:服薬管理の実際と注意点: 臨床での薬剤師経験者により、具体多岐な服薬管理の実際と注意点を概説する。 |
4・5 | ★田口(真) | 講義・演習 |
14 | 2 | 薬害における医療と社会の責任から求められる看護師の役割:代表的な薬害事例等の検証を通じて、社会の中での看護師の役割を概説する。 | 4・5 | ★隈本 | 講義・演習 |
15 | 2 | 医薬品開発と看護師:臨床試験および薬害の被害者救済制度:医薬品開発の一連のプロセスの理解と薬害被害と救済制度について概説する。 最適な薬物療法の選択(事例検討):小児・老年・精神の各看護学領域における薬物療法の事例検討を行い高度実践看護師としての役割を考察する。 |
6 | ★八重・藤岡・髙村・中村 | 講義・演習 |