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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年12月21日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
2104 | |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
看護倫理 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
前期課程1年 , 前期課程2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
前期看護学専攻 , 保健医療科学専攻 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
富田 美加 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
可 |
担当教員 /Instructor |
★中島 弘、★鶴若麻理、★太田尚子 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
後期後半 集中講義を含む |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 月曜日 | 6 |
後期 | 月曜日 | 7 |
後期 | その他 | 0 |
授業の概要 |
看護活動場面における倫理的諸問題に対し、解決に向けて調整を行うために用いる諸理論とそのアプローチについて教授する。 (オムニバス方式) (富田美加)看護学の実践者、教育者、研究者に必要な研究倫理の基本について教授する。また看護実践上で遭遇する倫理問題の特徴について解説する。 (鶴若麻理)生命倫理を通して人間の尊厳、ヒューマンケアについて教授する。また、看護実践における倫理的態度や看護師の倫理調整力、アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning;ACP)について教授する。 (中島弘)医療倫理全体の視点から、医療職のもつべき倫理規程及び医療職者間の関係性からみた看護職の役割について教授する。 (太田尚子)看護実践における倫理的問題と分析の方向性について教授する。 |
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授業のキーワード | 看護倫理、歴史的背景、倫理原則、倫理規定、生命倫理、研究倫理 |
授業の目的 |
・保健医療分野における倫理の歴史的背景や問題を把握し、看護職者の責務や役割について学ぶ。 ・看護専門職の実践者、教育者、研究者としての立場から、倫理について学ぶ。 |
授業の到達目標 |
1.看護における研究と倫理的態度について説明できる。 2.人間の尊厳や生命倫理について説明できる。 3.看護実践における倫理調整力について説明できる。 4.アドバンス・ケア・プランニングについて説明できる。 5.看護活動場面における倫理的諸問題の解決に向けて調整を行うために用いる諸理論とそのアプローチについて説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
看護における倫理の現実的課題を知り、看護職者に求められている内容について明らかにする。 |
教科書 | なし |
参考文献・その他資料 |
1) 認知症ケアと日常倫理 : 実践事例と当事者の声に学ぶ 鶴若麻理・ 那須真弓編著 日本看護協会出版会(2023) 2) 看護師の倫理調整力 第2版―専門看護師の実践に学ぶ 鶴若麻理・長瀬雅子編著 日本看護協会出版会 (2022) 3) ナラティヴでみる看護倫理 鶴若麻理・麻原きよみ編著 南江堂(2013) 4) 臨床のジレンマ30事例を解決に導く:看護管理と倫理の考えかた 鶴若麻理・倉岡有美子編著 学研メディカル秀潤社(2014) 5) これからの倫理と看護 手島恵 日本看護協会出版会 (2021) 6) 医療の倫理 星野一正 岩波新書(1991) 7) 看護職の倫理綱領(2021年) 日本看護協会 https://www.nurse.or.jp/nursing/rinri/rinri_yoko/index.html[accessed 2024-11-7] |
成績評価方法 | 各授業で課される課題レポートやプレゼンテーション内容、討議への貢献度等により、評価表に基づき、多面的に評価する。 |
担当教員から |
★中島 弘(大阪国際がんセンター特別研究員)、★鶴若麻理(聖路加国際大学教授)、★太田尚子(静岡県立大学教授) 看護学の立場から「倫理」について学びを深めることにより、今後さらに看護を追究していくための強固な基盤としていただきたいと思います。 授業では、課題の遂行や相互討論を重視して進めます。 集中授業で行います。 ※連絡先メールアドレス:tomitam@ipu.ac.jp(富田美加) ※よりよい授業とするため、授業内容等を多少調整することがあります。 |
受講条件 | 特になし。 |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 授業ガイダンス | 1・2・3・4・5 | 富田美加 | 講義 |
2 | 2 | 生命倫理の歴史的背景と課題 | 2・3・4・5 | ★鶴若 | 講義 |
3 | 2 | 倫理学の基礎 | 2・3・4・5 | ★鶴若 | 講義 |
4 | 2 | 患者の権利と自己決定 | 2・3・4・5 | ★鶴若 | 講義 |
5 | 2 | 看護倫理についての具体的なケース討論① プレゼンテーション&質疑応答 |
2・3・4・5 | ★鶴若 | 演習 |
6 | 2 | 看護倫理についての具体的なケース討論② フィードバック&統括 |
2・3・4・5 | ★鶴若 | 演習 |
7 | 2 | インフォームド・コンセントに関する諸外国の現状と課題 | 2・3・4・5 | ★中島 | 講義 |
8 | 2 | インフォームド・コンセントに関する国内の現状と課題 | 2・3・4・5 | ★中島 | 講義 |
9 | 2 | 医療職者とクライエントの関係性をめぐる問題と課題 研究倫理 |
1・2・3・4・5 | ★中島 | 演習 |
10 | 2 | 医療職者間の関係性をめぐる問題と課題 | 2・3・4・5 | ★中島 | 演習 |
11 | 2 | 看護実践上で遭遇する倫理問題:ケース紹介 | 2・3・4・5 | ★太田 | 講義 |
12 | 2 | 看護実践上で遭遇する倫理問題の特徴と分析 | 2・3・4・5 | ★太田 | 講義 |
13 | 2 | 各自の関心領域における倫理的課題① プレゼンテーション&質疑応答 |
2・3・4・5 | ★太田 | 演習 |
14 | 2 | 各自の関心領域における倫理的課題② フィードバック&統括 |
2・3・4・5 | ★太田 | 演習 |
15 | 2 | 授業総括 | 1・2・3・4・5 | 富田美加 | 講義 |