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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22443165 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
総合放射線治療技術学 | 時間数 /Time |
15時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
4年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
藤崎 達也 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
★齋藤秀敏、宮川 真 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 月曜日 | 1 |
授業の概要 |
放射線治療技術学の知識を基に、基礎的な放射線医学を含め、各種疾患における治療法、照射技術の現状と問題点について学習し、集学的な治療から見た放射線治療の位置付けや放射線治療におけるQA、QCも含め、総合的に学習する。 |
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授業のキーワード |
授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 |
放射線治療における治療計画、照射法、密封小線源治療および保守管理を基礎から総合的に学習し、放射線治療の実際を理解する。 |
授業の到達目標 |
1 リニアックX線治療について概要を説明できる。 2 γ線遠隔照射装置での治療について概要を説明できる。 3 高エネルギーX線治療技術を説明し、線量分布を作成し線量計算、線量評価を行うことができる。 4 外部照射において、標的容積に一定の吸収線量を投与する線量モニタ値の計算を行うことができる。 5 ウェッジフィルタの使用法、補償フィルタ、ボーラスの必要な場合を述べることができる。 6 照射野成型用具の特性、作成方法、使用法について述べることができる。 7 特殊な照射(篩照射、マントル照射、接線照射、Moving strip法、coplanarビーム、non-coplanarビーム)について説明でき、線量計算、線量評価を行うことができる。 8 運動照射(回転照射、振子照射)について、意義、方法を説明でき、線量計算、線量評価を行うことができる。 9 原体照射、打ち抜き照射、定位放射線治療(Radiosurgery)について、意義、方法を説明でき、線量計算、線量評価を行うことができる。 10 電子線外部照射の技術を説明でき、線量分布を作成し線量計算、線量評価を行うことができる。 11 密封小線源の特徴、線源、装置、適応について説明できる。 12 密封小線源における照射技術、線量分布の作成、投与線量の最適化について説明できる。 13 開創照射、全身照射の適応、照射技術について説明できる。 14 放射線治療計画の手順について説明できる 15 JASTROおよびICRUのレポート50、およびレポート62 による、各種「容積」、リスク臓器の概念、その決定法を説明できる。 16 放射線治療の品質保証(QA)、品質管理(QC)について説明できる。 17 照射照準用器具、患者固定器具について、種類、作成法、使用法を説明できる。 18 外部照射における患者の位置決め、照合の方法について説明できる。 19 放射線治療計画装置の構成、使用法について説明できる。 20 放射線治療の記録、病歴管理について説明できる。 21 代表的疾患の放射線治療の実際について説明できる。 22 放射線の治療効果判定の方法、問題点を説明できる 23 放射線治療機器の保守管理について説明できる。 24 重粒子線治療の特徴を説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
各授業内容に関する事項について、あらかじめ資料を配布するので予習をして下さい。 |
教科書 |
プリント配布および別に指定 |
参考文献・その他資料 |
日本医学物理学会編 外部放射線治療における水吸収線量の標準計測法(標準測定法12) 通商産業研究社 日本放射線腫瘍学会編. 放射線治療計画ガイドライン. 金原出版 大西 洋、 唐澤久美子、 唐澤克之. がん・放射線療法. 篠原出版社 |
成績評価方法 |
学期末に試験を行い評価する。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
授業計画に沿って進めますが、内容を一部変更することもあります。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
藤崎達也、齋藤秀敏、宮川 真 診療放射線技師としての実務経験を活かして授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 放射線治療技術学概論 【吸収線量の不確定度 治療手順 故障と修理の対応 スタッフの役割と責任】 |
1〜24 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
2 | 2 | 放射線治療に用いられる高エネルギーX線の標準測定法と計算の実際 【標準測定法12による高エネルギーX線の標準測定法 ワークシートを用いた計算 線量モニタ値の算出法】 |
1〜9 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
3 | 2 | 放射線治療に用いられる高エネルギー電子線の標準測定法と計算の実際 【標準測定法12による高エネルギー電子線の標準測定法 ワークシートを用いた計算 線量モニタ値の算出法】 |
3〜10 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
4 | 2 | 放射線治療装置の保守管理の実際 【外部放射線治療装置の保守管理プログラムによる管理項目と頻度 外部照射事故防止と対策】 |
16〜23 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
5 | 2 | 治療計画用コンピュータシステムによる線量分布作成の実際 【治療計画、線量分布】 |
1〜9・13〜15 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
6 | 2 | 腔内照射を含む密封小線源治療の線量計算の実際 【位置計算 線量分布計算】 |
11・12 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
7 | 2 | 粒子線治療の実際 【中性子線・陽子線・重粒子線治療 X線・電子線治療との粒子線治療との比較】 |
24 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |
7.5 | 1 | 総括 |
1〜24 | 藤崎・宮川・★齋藤 | 講義 |