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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年12月12日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22443162 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
核医学機能検査学 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
4年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
須田 匡也 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
★横塚記代 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 水曜日 | 1 |
前期 | 水曜日 | 2 |
授業の概要 | 高度な核医学画像診断に用いられる放射性医薬品とその性質を学習し、体内挙動と解析法を理解する。核医学画像が放射線計測の装置と手法により決定づけられることを学習し、放射線の計測や生体における放射線の相互作用が画像に及ぼす効果を理解する。特に、SPECTやPETなどにより作成される画像の質を決定づける因子には、装置及びデータ収集法だけではなく画像再構成法や各種補正法等があることを理解し、核医学機能解析に特異的な新しい概念について学習する。 |
---|---|
授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | 核医学における最先端の撮像装置と画像解析装置で行われる情報処理の基本を理解し正しく使用できることを意図して、核医学機能解析に特有な手法に関する知識と基本的技能を身につける。 |
授業の到達目標 |
1 高度な核医学画像診断に必須となる基本的要素を列挙できる。 2 放射性核種の生成技術及びその背景となる放射線物理学や放射化学の原理を説明できる。 3 生体に投与する放射性薬剤の特徴と計測対象となる生体機能情報の多様性を認識する。 4 放射性薬剤の体内挙動を定量的に扱うための数学的手法を説明できる。 5 生体における放射線の相互作用が核医学画像に及ぼす効果を具体的に述べることができる。 6 放射線の計数と核医学画像の画質および定量性との関係を説明できる。 7 シンチグラフィ及びSPECT検査の機能解析手法とその評価について説明できる。 8 PET検査の機能解析手法とその評価について説明できる。 9 核医学以外の分子イメージングの手法と核医学検査の関係性について概要を説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 核医学技術学の講義だけでなく、放射線物理学、放射化学、放射線計測学など専門基礎科目も復習しておくと理解が深まります。 |
教科書 | 大西英雄編 核医学検査技術学(オーム社) |
参考文献・その他資料 |
西村恒彦・井上修編 「核医学」 医歯薬出版 田坂等編 「放射線医学大系 インビトロ核医学総論」 中山書店 日本核医学技術学会編 「核医学画像処理」 山代印刷 |
成績評価方法 |
授業での質疑およびレポートにより総合評価する。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上] |
担当教員から | SPECT および PET における最先端の画像解析法の基本を理解し、正しく使用できることを意図します。生体情報の定量的計測を目指す核医学イメージングに特有な手法に関する知識と基本的技能を習得します。生理学、放射化学、放射線物理学、放射線計測学の基本に立ち戻って最先端技術を理解するよう努めるのが、予習復習におけるポイントです。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
須田 匡也 臨床にて核医学検査の実務経験を有する。 横塚 記代 臨床にて核医学検査の実務経験を有する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 核医学画像診断とは 【放射性医薬品、核医学撮像装置、画像再構成法】 |
1 | ★横塚 | 講義 |
2 | 2 | 放射性医薬品(1) 【放射性核種の生成、シングルフォトン製剤】 |
2・3 | ★横塚 | 講義 |
3〜4 | 4 | 放射性医薬品(2) 【ポジトロン製剤、RI内用療法製剤、薬剤の検定、被ばく管理】 |
3 | ★横塚 | 講義 |
5 | 2 | トレーサ動態解析(1) 【定常状態と平衡、毛細血管モデル、1組織コンパートメントモデル、グラフ解析法】 |
4 | ★横塚 | 講義 |
6 | 2 | トレーサ動態解析(2) 【2組織コンパートメントモデル、受容体とリガンド、スカッチャードプロット】 |
4 | ★横塚 | 講義 |
7~8 | 4 | 臨床核医学機能解析(1) 【SPECT画像補正法、核医学機能解析の基礎、脳機能解析】 |
5・6・7 | 須田 | 講義 |
9〜10 | 4 | 臨床核医学機能解析(2) 【心機能解析、肺、腎機能解析、腫瘍評価】 |
6・7 | 須田 | 講義 |
11〜12 | 4 | 臨床核医学機能解析(3) 【PET画像補正法、PET機能解析】 |
8 | 須田 | 講義 |
13~14 | 4 | 分子イメージング 【光トポグラフィ、MEG】 |
9 | ★横塚 | 講義 |
15 | 2 | まとめ | 1〜9 | ★横塚 | 講義 |