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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月8日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22423097 |
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授業科目名 /Course Name |
呼吸ケア特論 | 時間数 /Time |
15時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
4年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
冨田 和秀 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
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担当教員 /Instructor |
冨田和秀、瀬高裕佳子、河村健太、田口典子 ★禹炫在 |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 火曜日 | 1 |
授業の概要 | 呼吸理学療法が必要な患者では、様々な呼吸ケアが施されている。呼吸ケアチームとして効果的な呼吸理学療法を提供するためにも、呼吸関連領域の知識を深め、多職種と連携・補完し合う姿勢が求められる。 |
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授業のキーワード | 呼吸療法と呼吸リハビリテーション、誤嚥性肺炎の予防 |
授業の目的 | 呼吸ケアチームの一員として、効果的な呼吸理学療法を提供するために必要不可欠な「呼吸療法」の初歩的知識を習得する。 |
授業の到達目標 |
1 呼吸療法の歴史、現状と課題、関連法規や医療制度、呼吸療法に取り組む心構えについて、呼吸理学療法と関連付けて説明することができる。 2 気道クリアランス法について、喀痰喀出のメカニズム、種類や適応について説明できる。 3 随意咳嗽力について、そのメカニズムやトレーニング方法を説明できる。 4 人工呼吸法における換気様式の種類や設定条件、ウィニングの適応条件やその方法、機器の管理とトラブルシューティングの概要を述べることができる。 5 呼吸器疾患における栄養障害の特徴を理解し、栄養障害を呈する場合の呼吸理学療法の留意点を述べることができる。 6 酸素化能や換気能、換気力学、循環動態等それぞれの視点からモニタリングの方法や評価法を説明でき、呼吸理学療法と関連づけて説明することができる。 7 高齢者肺炎患者の病態や治療法や呼吸ケアについて説明できる。また理学療法としての介入方法も説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 授業の予習と復習、興味を持った領域の自己学習 |
教科書 | 必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献・その他資料 |
3学会(日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会)合同呼吸療法認定士認定委員会(編):呼吸療法テキスト 改訂第2版、克誠堂、2005 沼田克雄(監):入門・呼吸療法 改訂第2版、克誠堂、2004 古賀俊彦(編): ポケット版 呼吸ケアハンドブック 第2版、照林社、2006 |
成績評価方法 |
筆記試験(100%)により評価する. 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
近年の呼吸リハビリテーションは、多職種協働による包括的なアプローチが基本です。臨床応用の為の基盤を一緒に学習しましょう。一方、学習の際、その範囲が広く、その上、臨床経験の少ない学生諸君にとっては理解しづらい部分も多々あると思われます。ぜひ参考書等での予習・復習をお薦めします。 本科目は、入門的な講座でありますが、未来の呼吸リハビリテーションの専門家を目指すために必要な内容を盛り込んでいます。一緒に、その第一歩を踏み出しましょう。 ★禹炫在(地方独立行政法人長崎市立病院機構 長崎みんとメディカルセンターリハビリテーション部) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
冨田和秀、瀬高裕佳子、河村健太、★禹炫在 理学療法士としての実務経験を活かして、呼吸ケア特論の授業を行う. 田口典子 医師としての実務経験を活かして、呼吸ケア特論の授業を行う. |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 1 | 呼吸ケア総論【呼吸療法の歴史、現状、関連法規、医療制度】 | 1 | 冨田 | 講義 |
2~3 | 4 | 気道クリアランス法、随意咳嗽力トレーニング【呼吸療法、気道クリアランス法、咳嗽トレーニング】 | 2・ 3 | 冨田 | 講義 |
4~5 | 4 | 人工呼吸療法【気道確保、酸素供給システム、吸入気酸素濃度、血液ガス、酸塩基平衡、人工呼吸】 | 4 | 田口・瀬高・河村・冨田 | 講義・演習 |
6 | 2 | 呼吸器疾患に対する栄養療法【栄養評価、栄養治療】 | 5 | 瀬高 | 講義 |
7 | 2 | 呼吸関連機器のモニタリング【パルスオキシメータ―、カプノメトリー、換気力学、人工呼吸グラフィックモニター】 | 6 | 冨田 | 講義 |
8 | 2 | 高齢者肺炎の理学療法 【誤嚥性肺炎、高齢者、摂食嚥下機能、非薬物療法、多職種連携】 | 7 | ★禹炫在 | 講義 |