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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年12月25日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22413040 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
災害看護学演習 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
4年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
看護学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
綾部 明江 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
綾部明江、★青木正志、★成瀬慎二、★関正彦 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 金曜日 | 1 |
後期 | 金曜日 | 2 |
授業の概要 |
災害発生時における現場救護所の設営や運営に必要な組織的な役割について理解する。また、演習やシミュレーションを通して、災害急性期の看護活動に必要とされる基本的な救護技術、判断力、態度を習得する。さらに、災害中長期における健康と生活に関する問題、対応について習得し、被災者及び救援者に対する「こころのケア」の必要性を理解する。 本学のある茨城県において予測される自然災害とその防災対策の実態を把握し、日常の防災・減災について考える。 |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【】を参照 |
授業の目的 | 茨城県における災害や防災計画などについて理解を深め、日頃の防災・免災について考える。また被災体験・災害対応の実際を踏まえ、災害時に必要な知識・技術を学習する。さらに海外における災害支援の実際について学習し、国際的な視点を養う。 |
授業の到達目標 |
1.茨城県における自然災害について理解する。 2.茨城県や市町村における防災計画について理解する。 3.START方式による一次トリアージが実施できる。 4.PAP法による二次トリアージが実施できる。 5.災害時に必要な応急処置の技術が実践できる。 6.災害時に必要な誘導・搬送の技術が実践できる。 7.被災者の健康と生活上の課題、看護職の支援の在り方について理解できる。 8.被災者へのこころのケアについて理解する。 9.災害時要配慮者の特徴を踏まえた支援が理解できる。 10.避難者の健康状態のアセスメントから避難所スペースの検討ができる。 11.病院における災害対策や災害時の対応について理解できる。 12.海外における災害支援について理解できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 災害看護・医療の図書、災害関連の書籍に積極的に目を通して学びを深められることを期待する。 |
教科書 | 1)小井土雄一他 新体系看護学全書 看護の統合と実践②災害看護学 第3版 メジカルフレンド社 2020 |
参考文献・その他資料 |
1)小原真理子他 災害看護 心得ておきたい基本的な知識 第3版 南山堂 2019 2)三澤寿美他 看護学テキスト統合と実践 災害看護 寄り添う、つながる、備える 学研 2018 3)浦田喜久子他 系統看護学講座 統合分野 看護の統合と実践〔3〕災害看護学 国際看護学 第4版 医学書院 2019 4)酒井明子他 ナーシンググラフィカ 看護の統合と実践 ③災害看護 第5版 メディカ出版2022 5)酒井明子他 看護学テキストNiCE 災害看護学 改訂第4版 南江堂 2023 6)米倉一磨 災害看護と心のケア~福島「なごみ」の挑戦 岩波書店 2019 7)宮城恵理子 現場から伝える私の災害看護論~暮らしに伴走する試み~看護の科学社 2019 8)柳田邦男他 災害看護の本質~語り継ぐ黒田裕子の実践と思想~ 日本看護協会出版会 2018 |
成績評価方法 |
課題レポート、演習への参加態度 【再受験の取扱:無、出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から |
災害看護の実践について学びを深めていきます。私たちもいつ何時、被災するかわかりません。日頃からの防災・免災に目を向けていきましょう。 ★青木正志 (茨城県立中央病院) ★成瀬慎二 (茨城県立こころの医療センター) ★関正彦 (茨城県立医療大学付属病院) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
綾部明江、★青木正志、★成瀬慎二、★関正彦 看護師、保健師としての実務経験を活かして災害看護の講義・演習を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1-2 | 4 | 1.地域の防災計画 【茨城県における災害、防災計画、防災マップ】 |
1・2 | 綾部 | 演習 |
3-4 | 4 | 2.トリアージ 【一次トリアージ(START法)、二次(医療)トリアージ(PAP法)】 |
3・4 | ★青木 | 演習 |
5-6 | 4 | 3.応急処置 【応急処置(骨折、傷の手当、固定など)、搬送、担架、簡易ベッド】 |
5・6 | 綾部 | 演習 |
7-8 | 4 | 4.被災者の健康と生活上の課題、支援の在り方 【被災体験、避難所での生活】 |
7 | 綾部 | 演習 |
9-10 | 4 | 5.被災者のこころのケア、災害時要配慮者への支援 【こころのトリアージ、被災者のこころのケア、要配慮者(小児、高齢者、視覚・聴覚障碍者)への支援】 |
8・9 | ★成瀬 | 講義・演習 |
11-12 | 4 | 6.避難所における看護活動 【避難所運営、避難者の健康状態のアセスメント】 |
10 | ★関 | 演習 |
13-14 | 4 | 7.病院における災害対応の実際 【災害への備え、災害時の体制】 |
11 | 綾部 | 講義 |
15 | 2 | 8.海外における災害支援と看護 【国際協力活動、海外における災害支援活動の実際】 |
12 | 綾部 | 講義 |