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授業情報/Class Information

2025/03/10 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年3月7日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22413037
授業科目名
/Course Name
がん看護アドバンス 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
4年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
看護学科
科目責任者
/Responsible Person
大江 佳織 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
笹原朋代、★志賀俊彦、★池見亜也子、★山本伸裕、★海老根聖子
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 金曜日 3

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 2年次の「がん看護」で学修した内容を基本として、茨城県におけるがん医療の変遷を理解するとともに、がん患者に対する最新のがん治療と臨床看護実践について学習する。さらにがん患者の心身の苦痛に対し、苦痛緩和のための看護技術を学ぶとともに、日本人の死生観や倫理的課題について考える。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的 がん対策及び治療の動向とがん看護における今日の課題を理解する。がん看護に関する自己の看護観を深められる。
授業の到達目標 1 茨城県におけるがん医療の変遷について説明できる。
2 最新のがん対策及び治療と看護の動向について説明できる。
3 がんサバイバーが抱える問題と看護介入について述べることができる。
4 がん治療(薬物療法)を受ける患者の最新の臨床看護実践について説明できる。
5 がん治療(放射線療法)を受ける患者の最新の臨床看護実践について説明できる。
6 終末期にある人の倫理的課題について考えを述べることができる。
7 がん患者に生じやすい心身の苦痛に対し、苦痛緩和のためのケアを実施できる。
授業時間外の学習に関する事項 授業の到達目標をふまえて参考図書を1冊以上を読み、がん看護に関する自分の考えを述べられるようにしましょう。
教科書 必要に応じて資料を配布する
参考文献・その他資料 1)一般社団法人日本がん看護学会教育・研究活動委員会コアカリキュラムワーキンググループ編、がん看護コアカリキュラム日本語版 医歯薬出版、2017
2)小松浩子ほか、がん看護学第3版、医学書院、2022
3)大西和子 飯野京子編、がん看護学-臨床に活かすがん看護の基礎と実践-、ヌーヴェルヒロカワ、2018
4)恒藤 暁、 田村恵子編、緩和ケア第3版 医学書院、2020
4)濱口 恵子、本山 清美編、がん化学療法ケアガイド第3版、中山書店、2020
5)久米恵江ほか、がん放射線療法ケアガイド第3版、 中山書店、 2019
6)近藤まゆみ、南裕子監修、臨床・がんサバイバーシップ―第2版 がんとともに生きる人々への看護ケア医歯薬出版、2019
成績評価方法 授業態度(40%)及び課題のレポート(60%)により評価する。
 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】

担当教員から 外部から専門家を招き、がんの治療やケア、当事者の体験、日本人の死生観などについて「感じ、考える」授業を展開します。
これまでの講義や実習での経験が本科目の学習を深めることに役立つと思います。授業前に既習の学びを整理しておくことをお勧めします。
なお、授業内容、授業時間が一部変更になる場合があります。
教員連絡先:oek@ipu.ac.jp (大江)
★志賀俊彦(茨城がん体験談スピーカーバンク代表)
★池見亜也子(筑波大学附属病院がん性疼痛看護認定看護師)
★山本伸裕(東京医療保健大学)
★海老根聖子(茨城県立中央病院がん放射線療法看護認定看護師)
受講条件
実務経験を有する担当教員 大江佳織
 看護師としてがんセンターにおける周手術期看護や緩和ケア病棟での看護を経験し、講義や実習においてもがん看護に関する教育経験を有する。最新の知見とともに、予防から診断治療、終末期における看護について当事者の視点も踏まえながら考える授業を展開する。
笹原朋代
 

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 茨城県のがん医療の現在とがん対策、がん患者の特徴と看護
【疫学的動向、がん対策、がん患者の課題、情報リテラシー、家族ケア】
            1・2・8                       大江                  講義
2 2 がん患者の暮らし
【当事者の体験、ピアサポート、サバイバーシップ】
                 3                    ★志賀                  講義
3 2 がん治療に対する看護①
【がん薬物療法と看護、有害事象の予防と早期発見、 セルフケ支援、ゲノム医療、妊孕性】
              2・3                    ★池見                  講義
4 2 がん治療に対する看護②
【放射線療法と看護、治療継続、セルフケア支援、就労支援】
              2・5                    ★海老根                  講義
5 2 終末期看護にある人の倫理的課題-病気や障害にどう向き合うか-
【死生観、スピリチュアルケア、意思決定、倫理的課題】
                7                   ★山本                 講義
6 2 がん治療に対する看護➂
【ゲノム医療、妊孕性】
    1・2      ★池見     講義
7-8 3 がん患者に生じやすい心身の問題とケア
【痛み、浮腫、代替療法、リラクゼーション】
                7                     笹原            講義・演習