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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年12月21日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22413033 |
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授業科目名 /Course Name |
看護における意思決定 | 時間数 /Time |
15時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
4年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
看護学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
富田 美加 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
★角智美 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 水曜日 | 2 |
授業の概要 | 保健医療の専門職者はケアを必要とする人々を尊重し、その人々が自ら選択し、意思決定できるよう支援する。保健医療専門職が実践の場で遭遇する意思決定に関する状況について、理論や法令等をふまえて学習する。 |
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授業のキーワード | 授業計画の【】内を参照 |
授業の目的 | 看護における意思決定の背景を理解し、保健医療における意思決定について実際の臨床場面を想定しながら具体的に学ぶ。 |
授業の到達目標 |
1 保健医療における意思決定の現状について、歴史的経過をふまえて述べられる。 2 看護における意思決定に影響を及ぼす要因について述べられる。 3 患者及び家族の意思決定を支援する保健医療専門職の役割を述べられる。 4 保健医療における専門職自身の意思決定について理解する。 5 保健医療における意思決定の現状及び今後の課題について意見を述べられる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 看護における意思決定について学びを深めるために、授業中に関連資料を提示しますので、積極的に授業に臨んでください。 |
教科書 | 必要に応じて、資料を配付する。 |
参考文献・その他資料 |
1) 看護倫理ガイドライン(2018年)日本看護倫理学会 臨床倫理ガイドライン検討委員会 (編集) 看護の科学社 2) 看護師の倫理調整力―専門看護師の実践に学ぶ(2018年) 鶴若麻理ほか 日本看護協会出版 3) 看護者が行う意思決定支援の技法30-患者の真のニーズ・価値観を引き出すかかわり(2017年) 川崎優子 医学書院 4) 看護者のための倫理的合意形成の考え方・進め方 (2017年) 吉武久美子 医学書院 5) 看護倫理:見ているものが違うから起きること (2013年) 医学書院 6) これからの倫理と看護 (2021年) 手島恵 日本看護協会出版会 7) 看護職の倫理綱領(2021年) 日本看護協会 https://www.nurse.or.jp/nursing/rinri/rinri_yoko/index.html[accessed 2024-11-7] 8) 阿部正和.看護への期待.日本看護研究学会雑誌.18(1):26-30.1995 https://www.jsnr.or.jp/meeting/docs/20_02.pdf [accessed 2024-11-7] 9) 認知症ケアと日常倫理 : 実践事例と当事者の声に学ぶ(2023年) 鶴若麻理・那須真弓編著 日本看護協会出版会 |
成績評価方法 |
授業への参加状況(貢献度)を示すレポート70%、課題レポート30%により評価する。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
講義形式を主としますが、グループ討論なども組み入れてアクティブラーニングで行います。学生個々の実習での経験もふまえ、幅広い観点からの意思決定の支援について一緒に考えたいと思います。 ※受講者の学習到達状況等により、授業内容を多少調整することがあります。 ★角智美(常磐大学看護学部准教授) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
富田美加 看護師として総合病院や精神科病院での意思決定支援を経験している。人々の意思を尊重するために、看護職としてどうあるべきか、学生とともに考える授業を展開する。 ★角智美 看護師としての臨床経験を通じ、看護実践における倫理的課題の解決に取り組んでいる。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 授業ガイダンス 看護と「意思決定」 【看護倫理、ヘルスコミュニケーション】 |
1-4 | 富田 | 講義 |
2 | 2 | 意思決定の基盤となる看護倫理の基礎知識 【看護倫理の歴史、看護職の倫理綱領】 |
1-3 | ★角 | 講義 |
3 | 2 | 意思決定の基盤となる看護倫理理論 【徳の倫理、倫理原則、ケアの倫理】 |
2-4 | ★角 | 講義 |
4 | 2 | 意思決定における倫理的問題へのアプローチ 【倫理的感受性、倫理的意思決定】 |
2-5 | ★角 | 講義 |
5 | 2 | 意思決定を支えるコミュニケーション 【インフォームド・コンセント、ACP、コミュニケーションスキル】 |
2-5 | ★角 | 講義 |
6 | 2 | 意思決定を支える倫理カンファレンス 【医療倫理、組織倫理、倫理コンサルテーション】 |
4・5 | ★角 | 講義 |
7-8 | 3 | 保健医療における意思決定の現状と課題 まとめ |
1-5 | 富田 | 講義 |