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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年10月3日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22343161
授業科目名
/Course Name
診療放射線品質保証管理学 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
3年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
石森 佳幸 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
須田 匡也、安江 憲治、宮川 真、髙橋 将斗、野坂 広樹
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 木曜日 1

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 放射線診療では精密な機器を駆使して診断や治療を行うが、患者や職員に対する電気的・機械的安全を確保し、最小の被ばく線量で効果的な診療を行うことが要求される。そのための品質保証管理システムの構築と運用に必要な知識を身につけ、医療安全管理の知識を習得する。
授業のキーワード 品質保証、画像診断装置、放射線治療装置
授業の目的 放射線診療において提供する画像情報や治療技術の品質を保つことは重要である。使用する各種装置の維持・管理と効率の高い利用法を実現するために、放射線診療機器の品質保証と品質管理法についての理解と具体的方法を修得する。
授業の到達目標 1 放射線診療の品質保証、関係法令について説明できる。
2 X線撮影装置の管理について説明できる。
3 超音波診断装置の管理について説明できる。
4 MRI装置の管理について説明できる。
5 核医学診断装置の管理について説明できる。
6 放射線治療装置の管理について説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 適時に配布する資料や文献により、講義ごとに復習すること。
教科書 プリント配布および別に指定。
参考文献・その他資料 日本放射線技術学会医用画像部門における不変性試験マニュアル(2006)
日本規格協会JISハンドブック医用放射線(2018)
成績評価方法 授業中に小テストを実施し、学期末に筆記試験を行う。
評価割合は小テスト30%、期末試験70%。
【再受験の取扱:有、出席時間数要件2/3以上】
担当教員から 複雑化する放射線診療システムに必要とされる品質保証管理の概念と基礎技術を学ぶことは重要です。質問は各項目の担当教員までお願いします。
受講条件 特になし
実務経験を有する担当教員 石森佳幸、須田匡也、安江憲治、宮川 真、髙橋将斗、野坂広樹
大学・総合病院、研究所などにおける放射線関連機器取扱いの実務経験をもとに、各分野別の品質保証管理について講義を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 3 放射線診療と品質保証管理、放射線診療機器の故障分析
【品質保証、装置管理、規格、故障分析、保守管理、予防保全、関係法令、組織、運用】
1 石森 講義
2 2 X線装置の管理
【受入試験、現状試験、不変性試験、乳房撮影装置、X線CT装置、X線出力、照射野、漏れ線量】
2 安江 講義
3 2 MRI装置、超音波装置、TVモニタの管理
【受入試験、テストツール、ファントム、精度管理、線量、品質保証ガイドライン】
3・4 高橋 講義
4 2 核医学診断(SPECT)装置の管理
【標準化プログラム、受入試験、不変性試験、ファントム、テストツール、性能評価】
5 須田 講義
5 2 核医学診断(PET)装置の管理
【標準化プログラム、受入試験、不変性試験、ファントム、テストツール、性能評価】
5 野坂 講義
6 2 外部放射線治療装置の管理
【受入試験、装置管理プログラム、QAツール、線量管理、線源のQA、品質保証プログラム】
6 宮川 講義
7 2 密封小線源治療、治療計画装置の管理
【小線源QAツール、小線源線量管理、小線源QAプログラム、基本ビームデータ、データ検証】
6 宮川 講義