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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年10月29日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22323096 |
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授業科目名 /Course Name |
基礎理学療法学特論 | 時間数 /Time |
28時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
3年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
滝澤 恵美 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
橘 香織、篠崎 真枝 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 金曜日 | 3 |
授業の概要 | 人の運動・動作・行動を構造学的視点、力学的視点、行動学的視点から理解することで、より専門的な観点から理学療法の評価および治療を学びます。 |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【 】を参照 |
授業の目的 |
1. 運動制御・運動学習理論に対するBernstein問題の意義を理解する。 2. 運動学習の定義およびその理論を理解する。 3. 運動制御・学習理論に基づく効果的な理学療法を理解する。 4. バイオメカニクスの知識を応用して基本動作の分析について理解する。 5. 骨や筋の構造的観点から運動器障害を理解する。 6. 献体制度と関連法律を知り、献体者やその家族の思いを考え、医療従事者に対する社会の期待を再認識する。 |
授業の到達目標 |
1. 運動学習の定義およびその理論を説明できる。 2. 効果的な運動練習計画を提案できる。 3. スキーマ理論における運動プログラムとスキーマの概念を説明できる。 4. 重心、足圧中心(Center of Pressure:COP)、基底面、関節モーメントについて説明できる。 5. 立ち上がり動作を相分けし、各局面においての重心位置の軌跡の変化、関節モーメント、筋活動を関連付けて説明できる。 6. 関節の構造と力学特性に基づき運動器の機能障害を説明できる。 7. 骨格筋の張力特性と関節位置との関係に基づき適切に筋力を測定することができる。 8. 代表的な関節の構造、靭帯、脈管、神経、臓器をcadaverで同定し、構造的な特徴と機能を関連つけて説明できる。 9. 献体制度、関連法律を説明し、ご遺体に対し崇敬の念を持ち実習に臨むことができる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 後半の実習は学外施設(筑波大学解剖学実習室)で行います。関連資料、事前予習課題を出すので必ず準備してください。詳細は授業開始のオリエンテーションで説明します。 |
教科書 | 特に指定しない。 |
参考文献・その他資料 | オリエンテーションおよび講義で資料を配布する。 |
成績評価方法 |
レポートおよび授業時に行う小テストにより総合的に評価する。 【再受験の取扱:有、出席時間要件:2/3以上】 |
担当教員から |
本科目は専門知識を深める内容となります。理学療法を根拠を持って実施するために必要な基礎的情報を追及する授業です。 断り:実習内容は必要、実習協力先の事情に応じて変更することがあります。 |
受講条件 | 後半の一部は筑波大学解剖実習室の解剖実習を行います。ご遺体に尊崇の念を持ち、礼意をもって実習に臨んでください。解剖実習参加に先立つオリエンテーションに出席すること、および事前学習資料を提出することを解剖実習の参加要件とします。 |
実務経験を有する担当教員 |
滝澤 恵美、橘 香織、篠崎 真枝 理学療法士としての実務経験および講義内容に関連する研究経験を活かして、ヒトの運動を構造、機能、学習の観点から授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 行動レベルからみた運動制御【Bernstein問題、ダイナミカルシステムズ理論、課題指向型アプロ―チ】 | 1・3 | 篠崎 | 講義 |
2 | 2 | 行動レベルからみた運動学習【運動学習、フィードバック、スキーマ理論、課題難易度】 | 1・2 | 篠崎 | 講義 |
3 | 2 | バイオメカニクスの基礎【重心、足圧中心(Center of Pressure:COP)、関節モーメント】 | 4 | 橘 | 講義 |
4 | 2 | 立ち上がり動作のバイオメカニクス【Phase、足圧中心(Center of Pressure:COP)、軌跡、関節モーメント、筋活動】 | 5 | 橘 | 講義 |
5~6 | 4 | 股関節のバイオメカニクス【被覆度、関節反力、コンピューターシミュレーション、関節包内圧、インピンジメント、カムタイプ、ピンサータイプ、関節唇損傷と若年性変形性股関節症】 | 6 | 滝澤 | 講義 |
7~8 | 4 | 徒手筋力検査の再考【筋細胞、サルコメア、長さ-張力曲線、速さ-張力曲線、生理的横断面積と解剖学的横断面積、内的トルク、外的トルク】 | 7 | 滝澤 | 講義 |
9-10 | 2 | 解剖実習オリエンテーション【献体制度、観察ポイント】 | 6・8・9 | 滝澤 | 講義 |
11~15 | 10 | 解剖実習【関節、骨格筋、靭帯、神経、胸部・腹部臓器、他】 | 6・8・9 | 滝澤 | 実習 |