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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年1月16日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22323081
授業科目名
/Course Name
生活支援機器論 時間数
/Time
60時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
3年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
理学療法学科
科目責任者
/Responsible Person
水上 昌文 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
浅川育世・坂本由美・柴田聡・★原陽介・★柿花隆昭・★吉川憲一・★鳥島博之
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 木曜日 1
前期 木曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 身体機能を補完する役割を担う補装具・義肢の処方、作製、チェックアウトまでの過程を学習するとともに、杖・歩行器などの歩行補助具、車椅子の構造、処方について理解する。更にベッド及び周辺の生活支援福祉機器について、その種類・障害程度と処方について学習する。また、近年注目を集めているロボット機器についても体験を通して、その可能性についての理解を深める。
授業のキーワード 福祉機器、車いす、義肢、装具、生活支援ロボット
授業の目的 補装具、義肢、杖、歩行補助具、車椅子の障害別適応、処方、作製、チェックアウトについて理解する。更に、ベッド、リフター等の生活支援機器について、その種類、障害程度と処方について理解する。また、最新の福祉機器の取り扱いを通じて、福祉機器の将来性について考える。
授業の到達目標 1  各義肢の種類・構造・機能・製作過程および基本的パ-ツの種類と機能を調べ、説明できる.
2  各義肢の適応と適合判定について説明し、調整・分解・組み立ての方法を説明できる.
3. 装具の目的や機能、分類、基本原理について説明できる.
4. 装具製作の流れや装具の支給制度について説明できる
5. 各装具の種類・構造・機能・特徴・適応について説明できる
6. 下肢装具の調整やチェックアウトができる
7. 体幹装具、上肢装具のチェックアウトポイントを説明できる
8. 装具が歩行にもたらす作用について説明できる
9  車椅子の種類・構造・機能・基本的パ-ツの種類と機能を説明できる.
10 代表的な障害に対し、留意点を勘案しながら車いすを処方できる.
11 代表的な障害をモデルに、車いすの採寸・組み立て・調整を行うことができる.
12 福祉機器の概念・定義・その進歩と発展について調べ、説明できる.
13 福祉機器を目的別に分類し、各領域における代表的な機器の特徴を調べ、説明できる.
14 対象障害・目的を留意して、生活支援機器を選定できる.
15 福祉機器の給付・貸与の仕組みを、対象者に説明できる.
16 ロボットスーツHALの取り扱いを通じて、福祉機器の将来の可能性について説明できる。
17支援機器開発における他分野との連携について説明できる
授業時間外の学習に関する事項 領域別福祉機器の現状調査演習に際し、各地の福祉機器展示施設、イベントなどのフィールドワークも積極的に行ってください。またWEB上での最新情報の収集にも注力してください。
教科書 澤村誠志「リハビリテーション医学全書18 切断と義肢」 医歯薬出版
石川朗総編集「15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 装具学第2版」中山書店
参考文献・その他資料 授業時間に随時提示する
成績評価方法 義肢装具分野60%、福祉機器分野20%、ロボット分野10%、車いす分野10%の割合で評価する。評価手段は、レポート、演習、期末試験とする。
【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】
担当教員から  障害を持った上で生活してゆくために必要な義肢・装具・車いす・福祉機器について学びます。これらは技術の進歩や生活スタイルの変化に伴って時代とともに変遷しています。授業に臨むにあたり、メディアやインターネットなどの情報を基に、これら生活支援機器についての関心を高めておいて下さい。この授業計画は一部変更になる可能性があります。
非常勤講師:★原陽介:(株)ライフトゥデイ代表取締役社長・★柿花隆昭:東京大学医学部附属病院トランスレーショナルリサーチセンターバイオデザイン部門特任助教・★吉川憲一:茨城県立医療大学付属病院理学療法科専門員・★鳥島博之:さいたま義肢装具サービス株式会社代表取締役
受講条件
実務経験を有する担当教員 水上昌文、浅川育世、坂本由美、柴田聡
 理学療法士としての臨床経験、および教育・研究に関する実践経験を活かし、実際の症例を想起させながら実践的な教育を実施する。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 4 福祉機器総論、車いす処方、目的別適用 9・12〜15 水上 演習
2 4 車いす処方・組み立て・調整実習 9・11 水上 実習
3 4 ロボットスーツHALによる歩行補助実習 9〜11 水上・浅川・★吉川 実習
4 4 支援機器開発と理学療法 17 ★原・★柿花 演習
5 4 股義足の構造・機能・アライメントと異常歩行 1・2 ★吉川 実習・講義
6 4 大腿義足の構造・機能・アライメントと異常歩行 1・2 ★吉川 実習・講義
7 4 下腿義足の構造・機能・アライメントと異常歩行 1・2 ★吉川 実習・講義
8 4 特殊義足の構造・機能・適応と適合判定 1・2 ★鳥島 実習・講義
9 4 装具学総論、下肢装具の構造・機能、短下肢装具
3・5 坂本 実習
10 4 長下肢装具・股装具・膝装具、靴型装具 3・5 坂本 実習
11 4 体幹装具、上肢装具 3・5・7 坂本 演習
12 4 下肢装具のチェックアウト 3・5・6 坂本 実習
13 4 装具装着時の歩行分析 5・6・8 坂本 実習
14 4 領域別福祉機器の現状に関する演習結果の発表1 12〜15 水上 演習
15 4 領域別福祉機器の現状に関する演習結果の発表2 12〜15 水上 演習