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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月8日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22323077 |
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授業科目名 /Course Name |
内部障害理学療法学 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
3年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
冨田 和秀 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
瀬高裕佳子、河村健太、篠崎真枝、河野了、齋藤和美、中島光太郎 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 水曜日 | 1 |
前期 | 水曜日 | 2 |
授業の概要 |
内部障害とは心臓、呼吸、腎臓などの身体内部の臓器の障害を指します。指し、呼吸循環代謝系の機能障害により運動耐容能が低下します。内部障害理学療法学は、呼吸器疾患や心疾患、糖尿病などの患者さんが対象となります。また生活習慣病の予防も含みます。 本科目では、各疾患の医学的知識と理学療法(リスク管理・評価・運動慮法・物理療法・ADL指導・生活環境支援)の理論と技術を習得し、臨床応用できる基礎を系統的に学習します。特に、呼吸・心大血管障害に対する理学療法技術の習得に重点をおいています。 |
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授業のキーワード | 内部障害の定義・特徴、運動生理、呼吸循環、循環器疾患、糖尿病、呼吸器疾患、慢性・急性呼吸不全、糖尿病、代謝疾患、腎疾患、リラクセーション、呼吸練習、胸郭可動域練習、排痰、呼吸筋トレーニング、四肢筋力トレーニング、全身持久力トレーニング、心臓の解剖生理、心拍出量の式、心機能、Mets、心臓リハビリテーション、ATの決定方法、Karvonenの計算、運動処方 |
授業の目的 | 内部障害に対するリハビリテーションを理学療法の観点から理解し、呼吸器・心大血管障害に対する理学療法技術を中心に学習する。 |
授業の到達目標 |
1.内部障害と理学療法について、医学的知識を関連付けて説明できる。 2.呼吸循環機能障害や糖尿病に対する病態生理や検査所見・画像所見、治療法について、理学療法と関連付けて説明できる。 3.呼吸機能障害に対する理学療法について、説明できる。 4.呼吸機能障害に対する理学療法の基本的な評価法や治療手技を実施できる。 5.循環機能障害に対する理学療法について、説明できる。 6.循環機能障害に対する理学療法の基本的な評価法や治療手技を実施できる。 7.心肺運動負荷試験を実施でき、その結果より運動処方を立案できる。 8.腎機能障害や代謝障害(糖尿病、肥満)等の理学療法について、説明できる。 9.生活習慣病と理学療法について、説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 次回授業の範囲に相当する「内部障害と対応」を復習しておくこと |
教科書 | 茨城県立医療大学 「内部障害理学療法学実習の手引き(参考資料)」 |
参考文献・その他資料 |
1)系統理学療法学「内部障害系理学療法学」;居村茂幸編: 医歯薬出版 2)内部障害のリハビリテーション;佐藤徳太郎 編:医歯薬出版 3)ビジュアル実践リハ 呼吸・心臓リハビリテーション;居村茂幸監修:羊土社 4)狭心症・心筋梗塞のリハビリテーション;木全心一・他 編;南江堂 5)呼吸リハビリテーション(Journal of Clinical Rehabilitation別冊);石田暉・他 編:医歯薬出版 6)ICUのための新しい肺理学療法;石田博厚 監修:メディカ出版 7)胸部理学療法;C. F. Mackenzie著 石田博厚 監訳:医歯薬出版 8)呼吸理学療法(理学療法MOOK);黒川幸雄・他 編:三輪書店 9)役に立つ呼吸管理の実際;野口宏・他 編:真興交易(株)医書出版部 |
成績評価方法 |
最終試験と実技を中心に、レポートやクイズの成を加味して評価します。総括評価への割合は、スキルチェック30%、最終試験50%、レポート10%、クイズ10%とする。 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
呼吸理学療法実習をはじめととして、学生同士で互いに体に触れることが多くなります。真摯で前向きな態度を望みます。 お願い:実技実習において聴診器が必要となります。授業開始前に、各自準備して下さい。 また、困ったことがあれば、冨田研究室(実習棟Ⅱ:研究室46)までお出で下さい。 ★三浦美佐(筑波技術大学 保健科学部 保健学科理学療法学専攻・教授) ★村永慎吾(亀田メディカルセンター・リハビリテーション事業管理部長) ★平川功太郎(榊原記念病院リハビリテーション科主任) ★田村晴美(ソレイユ会 あさひクリニック・臨床検査技師) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
冨田和秀、瀬高裕佳子、河村健太 理学療法士としての実務経験を活かして、内部障害理学療法学の授業を行う. 河野了、齋藤和美、中島光太郎 医師としての実務経験を活かして、内部障害理学療法学の授業を行う. |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 4 | 内部障害と理学療法【内部障害の定義・特徴】 呼吸器障害理学療法の評価1【フィジカルアセスメント】 |
1・ 3-4 | 冨田・瀬高・河村 | 演習・実習 |
2 | 4 | 理学療法が実施される内部障害【循環器疾患・糖尿病】 | 2 | 河野・齋藤・瀬高・河村 | 演習 |
3 | 4 | 理学療法が実施される内部障害【呼吸器疾患】 | 2 | 河野・瀬高・河村 | 演習 |
4 | 4 | 呼吸器障害理学療法の評価2【運動耐容能・筋力評価・呼吸筋力】 呼吸器疾患における画像診断 【胸部X線・胸部CT】 |
2・4 | 中島・冨田・瀬高・河村 | 演習・実習 |
5 | 4 | 呼吸器障害理学療法の評価3【ADL・QOL評価】 | 5・6 | 冨田・瀬高・河村 | 演習 |
6 | 4 | 呼吸器障害理学療法技術の習得【リラクセーション・呼吸練習・胸郭可動域練習・四肢筋力トレーニング・全身持久力トレーニング】 | 3・4 | 冨田・瀬高・河村 | 実習 |
7 | 4 | 呼吸器障害理学療法技術の習得【体位排痰法・ADL指導】 | 3・4 | 冨田・瀬高・河村 | 実習 |
8 | 4 | 呼吸器系理学療法技術の実技試験 | 1-4 | 冨田・瀬高・河村 | 実習 |
9 | 4 | 循環器系理学療法【心機能・Mets・心臓リハビリテーション】 心臓リハビリテーションにおける心エコーの基礎【心エコー】 |
2・ 5-6 | 瀬高・ ★田村 晴美 | 演習・実習 |
10 | 4 | 心臓・大血管障害理学療法技術の習得【血圧測定、心音、心電図モニター】 | 6 | 冨田・瀬高・河村 | 実習 |
11 | 4 | 運動時の生体反応モニタリング【ATの決定方法・Karvonenの計算・運動処方】 | 7 | 冨田・瀬高・河村 | 実習 |
12 | 4 | 呼吸・循環機能障害患者のケーススタディ 糖尿病に対する理学療法【糖尿代謝、運動療法、ADL指導、予防】 |
1-8 | 河村健太・ ★平川功太郎 | 演習・実習 |
13 | 4 | 腎臓機能の障害と理学療法【腎機能障害、運動療法】 | 8 | ★三浦美佐 | 演習・実習 |
14 | 4 | 循環器系理学療法技術の実技試験 | 1-2・ 5-6 | 冨田・瀬高・河村 | 演習・実習 |
15 | 4 | 生活習慣病と理学療法【糖尿病、活動量、ロコモティブシンドローム】 | 9 | ★村永慎吾 | 演習・実習 |