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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22333133 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
学生研究Ⅰ | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
3年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
大島 隆一郎 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
学科担当教員、センター担当教員 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 木曜日 | 3 |
後期 | 火曜日 | 1 |
後期 | 火曜日 | 2 |
授業の概要 | 研究の基本的考え方、研究過程、研究デザイン、批判的論文の読み方の講義を通して、研究や文献抄読を実施するうえで必要な基本的知識や態度の習得を図る。また、研究論文の批判的吟味を通して、研究疑問の作成や、研究計画立案等で注意しなければならない視点についても学習する。さらに後半では、講義で学んだ研究の一連の過程(研究テーマ設定、 文献からの情報収集、 研究仮説の設定、 先行研究資料・文献からの情報収集、 研究実施方法の計画、 発表)を経験し、探求心と、 理論的思考を深め、 また研究の意味・手法など研究の基礎的能力を習得する。作業療法学科学生にとっては卒業後の臨床を含めた研究において出発点となる重要な科目である。 |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【 】を参照 |
授業の目的 | 前半の講義、後半の指導教員による論文指導を通して、作業療法研究を実施する上で必要な研究過程の理解、基礎知識の修得、批判的に論文を読めるようになることを目指す。 |
授業の到達目標 |
1 研究の開始から論文作成に至る一連の過程を説明できる。 2 研究デザインの種類とその内容について説明できる。 3 研究疑問を作成とそれに対応した研究デザインが選択できる 4 研究に関する倫理と管理の重要性を説明できる。 5 論文を批判的に吟味することの重要性を説明できる。 6 研究テーマを設定できる。 7 研究仮説を設定できる。 8 先行研究・文献からの情報収集ができる。 9 研究計画書を作成できる。 10 ポスター形式又は口頭での発表を実施できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 前半の講義については、授業開始前に8コマ分の授業プリントを配布するので、プリントの該当箇所を講義前に熟読するとともに、統計学の授業の復習をして望むこと。 後半については、各担当教員の指導に従い研究を進めること。 |
教科書 |
・配布プリント(授業) ・茨城県立医療大学 学生研究Ⅰの指導書 (基本的な研究発表手続きや論文作成の資料を掲載) |
参考文献・その他資料 |
1) 竹田徳則・大浦智子編「作業療法研究法」(2017)医歯薬出版 2) 対馬栄輝「医療系研究論文の読み方・まとめ方――論文のPECOから正しい統計的判断まで」 (2010)東京図書 3) 富田 真佐子「パソコンで進める やさしい看護研究(第2版) 」(2014)オーム社 4) 松原 茂樹「論文作成ABC:うまいケースレポート作成のコツ」(2014)東京医学社 5) 牧本 清子「よくわかる看護研究論文のクリティーク―研究手法別のチェックシートで学ぶ (essentials of EBP) 」(2014)日本看護協会出版会 6) 大木 秀一 「文献レビューのきほん―看護研究・看護実践の質を高める」(2013)医歯薬出版 7) 津富宏「医療専門職のための研究論文の読み方」(2007) 金剛出版 8) 佐藤 郁哉 「質的データ分析法―原理・方法・実践 単行本」(2008)新曜社 9) Stuart Porter(著)、 武田 裕子(翻訳)「ここからはじめる研究入門―医療をこころざすあなたへ」 (2011)医学書院 10)対馬栄輝「医療統計解析 使いこなし実践ガイド」(2020)羊土社 |
成績評価方法 |
講義ごとに提出するレポート課題、研究への取り組み姿勢、ポスター形式又は口頭による3年後期の研究計画発表、等により総合的に判定する。 なお、研究計画発表会にて発表を行わない者は、成績評価対象外とする。 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から | 作業療法を科学的に実践したり、作業療法学の発展させたりするうえで重要な科目です。研究を進めていくための基本的知識を前半の講義で学び、後半は、指導教員の指導を仰ぎながら実際の研究計画書を作成していくことになります。担当教員は、各教員が呈示したテーマを参考にしながら、教員と相談の上決定します。本授業は、指導教員との話し合いをもとに実施されるため、学生の主体性と積極性が求められます。 |
受講条件 | 「特になし」 |
実務経験を有する担当教員 |
科目責任者:大島隆一郎 多様な施設での臨床経験を活かし、作業療法実践に即した研究指導(特に小児領域関連)を行う。 その他、学科担当教員・センターの担当教員に関しても、各々の専門領域での研究経験に基づき研究指導を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | オリエンテーション | 1・4 | 大島 | 講義 |
2 | 2 | 研究疑問と文献レビュー | 1・2・3 | 大島 | 講義 |
3 | 2 | 研究デザインについて | 1・2・3 | 大島 | 講義 |
4 | 2 | 研究デザインの選択、研究倫理、知見のまとめ方と発表方法 | 1・2・3・4 | 大島 | 講義 |
5 | 2 | EBMの基本的考え方 | 2・3・4・5 | 大島 | 講義 |
6 | 2 | 研究論文の批判的読み方 | 1・2・3・4・5 | 大島 | 講義 |
7 | 2 | 研究論文の批判的読み方 | 1・2・3・4・5 | 大島 | 講義 |
8 | 1 | 総括とまとめ | 1・2・3・4・5 | 大島 | 講義 |
3年前期後半 | 15 | 学生研究の実践 【文献レビュー、研究テーマの決定】 |
6・7・8 | 学科教員・センター教員 | 演習 |
3年後期 | 30 | 学生研究の実践 【研究方法の検討、研究計画書の作成、発表】 |
9・10 | 学科教員・センター教員 | 演習 |