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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年12月12日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22333124
授業科目名
/Course Name
小児期障害作業療法治療学 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
3年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
作業療法学科
科目責任者
/Responsible Person
大島 隆一郎 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
中村 勇
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 木曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 小児期障害をもつ子どもに対する作業療法の実践に必要な基礎知識と、年齢および発達や障害の特徴に合わせた代表的な治療理論、介入方法について学習する。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的 小児期障害の作業療法実践に必要とされる基礎的な知識を修得することを目的に行う。
授業の到達目標 1  発達領域の作業療法に用いられる主要な理論について説明できる。
2  各小児期障害の具体的症状と介入の視点について説明できる。
3  家族支援と多職種との連携の重要性を説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 授業資料の15コマ分全てを講義開始前に配布するので、必ず授業前に熟読しておくこと。また、作業療法評価学演習(小児期障害)で学んだ定型発達や小児期の疾患について復習をしておくこと。
教科書 事前授業配布資料および作業療法評価学演習(小児期障害)での配布資料。
参考文献・その他資料 1) 福田恵美子編集「発達過程作業療法学 第3版 (標準作業療法学 専門分野)」(2020) 医学書院
2)作業療法学全書〔改定第2版〕発達障害、協同医書出版
3)  小西紀一他「子どもの能力から考える 発達障害領域の作業療法アプローチ 改定第2版」(2018)メディカルビュー
4)  井上 雅彦 (監修) 「保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック」(2019)金剛出版
5)宇佐川浩「障害児の発達臨床〈1・2)」(2007)学苑社
6)土田 玲子 (監修)「感覚統合Q&A 改訂第2版―子どもの理解と援助のために」(2013) 協同医書出版
7)その他、随時紹介する
成績評価方法 評価学演習の課題の振り返りレポート10%、毎授業後に提出するレポート課題(70%)および期末テスト(20%)の総合得点により評価
     【再受験の取扱:有、 出席時間要件:2/3以上】
担当教員から 本講義は、小児期障害領域だけでなく、他領域においても応用可能な知識や内容を教えるので、しっかりと理解に努めてほしい。そのためには予習復習を欠かさず行うことに加え、授業中においては講義で説明した内容のメモを必ず取ることが望ましい。
受講条件 「特になし」
実務経験を有する担当教員 科目責任者:大島隆一郎
 重症心身障害児・者施設、総合病院(急性期身体障害)、市の母子通園施設および保健センター、健康科学大学リハビリテーションクリニック、茨城県立医療大学附属病院に作業療法士として勤務経験あり。また、その他にも 放課後児童デイ、特別支援学校、保育所等への支援等も行っている。
このため、授業は実践に即した内容の講義を行う。
中村勇
 肢体不自由児施設、一般病院の小児科、新生児特定集中治療室のある大学病院小児科、子どものこころ診療部などでの経験を基に、できるだけわかりやすく説明する。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 オリエンテーション
小児期障害を持つ子どもに対する作業療法実践における基本的考え方
【対象疾患と治療理論の概要、養育者支援、多職種連携】
1・2・3 大島 講義
2 2 小児期障害作業療法で使用される理論・知識・手法
【応用行動分析理論、ペアレントトレーニング】
1・2 大島 講義
3 2 小児期障害作業療法で使用される理論・知識・手法
【感覚と運動の高次化理論】
1・2 大島 講義
4 2 小児期障害作業療法で使用される理論・知識・手法
【感覚統合療法】
2・3 大島 講義
5 2 小児期障害作業療法で使用される理論・知識・手法
【ボバース法、運動学習理論】
2・3 大島 講義
6 2 小児期障害作業療法で使用される理論・知識・手法
【TEACCH、トイレットトレーニング】
(*TEACCH:Treatment and Education of Autistic and Related Communication handicapped Children)
2・3 大島 講義
7 2 小児期障害作業療法で使用される理論・知識・手法
【知的障害(ダウン症を含む)】
2・3 大島 講義
8 2 小児期障害別作業療法の実践
【自閉症スペクトラム(アスペルガー障害)】
2・3 大島 講義
9 2 小児期障害別作業療法の実践
【注意欠如多動性障害、学習障害】
2・3 大島 講義
10 2 小児期障害別作業療法の実践
【脳性麻痺(痙直型両麻痺、片麻痺)】
2・3 大島 講義
11 2 小児期障害別作業療法の実践
【脳性麻痺(痙直型四肢麻痺、アテトーゼ型)】
2・3 大島 講義
12 2 小児期障害別作業療法の実践
【重症心身障害、神経筋疾患】
2・3 大島 講義
13 2 小児期障害別作業療法の実践
【二分脊椎、分娩麻痺、先天性多発性関節拘縮症】
2・3 大島 講義
14 2 小児期障害別作業療法の実践
【不登校、心身症、児童虐待、関係性の障害、等】
2・3 中村 講義
15 2 総括とまとめ 1・2・3 大島 講義