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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22333119 |
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授業科目名 /Course Name |
高次脳機能障害作業療法治療学 | 時間数 /Time |
22.5時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
3年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
髙崎 友香 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
★浅野ゆかり ★髙松麻美子 |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 金曜日 | 4 |
授業の概要 | 軽度意識障害・注意・記憶障害、失語・失行・失認、遂行機能障害等の高次機能障害を有する事例とその家族の生活を支える作業療法介入(評価・治療)について、人‐作業‐環境と健康との関係から学習する. |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【】を参照 |
授業の目的 | 高次脳機能障害を有する方に対する作業療法の評価や介入の知識や技術を習得する. |
授業の到達目標 |
1 高次脳機能障害の治療原則および治療理論を述べることができる. 2 高次脳機能障害の症状を列挙できる. 3 軽度意識障害・注意障害の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 4 記憶障害の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 5 失認症の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 6 半側空間無視の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 7 失語症の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 8 失行症(行為の障がい)の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 9 前頭葉機能の概念・評価・日常生活場面での困難さ・介入原則を述べることができる. 10 各症状を有する事例への介入方法の例を述べることができる. |
授業時間外の学習に関する事項 |
症例検討課題において時間外に学修する場合がある. 演習書・実習書参照。 |
教科書 |
鎌倉矩子.高次脳機能障害の作業療法.三輪書店、2010. |
参考文献・その他資料 |
鈴木孝治編.高次脳機能障害作業療法学.作業療法学ゴールド・マスター・テキスト5、メジカルビュー社、東京、2012. その他、授業内で適宜紹介する. |
成績評価方法 |
評定は多肢選択式による期末試験(6割)、事例検討(2割)、グループ発表会(1割)およびレポート(1割)によって行う. 【再受験の取扱:講義部分のみ再受験申請可、 出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から |
高次脳機能障害を有する事例のより健康な生活を支えるためには、2年次の作業療法評価学(高次脳機能障害)と対応で学習した知識・技術の応用が必要です.各科目で得た知識を随時復習し、本科目の理解を深めて下さい. また、疑問点は積極的に質問し、知識・技術の向上に努めて下さい. なお、授業内容は最新知見や学生の学修深度に合わせて変更されることがあります. ★浅野ゆかり(茨城県高次脳機能障害支援センター 支援コーディネーター) ★髙松麻美子(茨城県高次脳機能障害支援センター 支援コーディネーター) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
高崎友香: 身体障害者領域における高次脳機能障害のあるクライアントの臨床10年以上の経験と教育経験を有しており、これらの経験を活かし、高次脳機能障害を臨床的な視点や作業療法士が養うべき作業的視点を踏まえて、事例などを通して教える. ★浅野ゆかり・髙松麻美子 高次脳機能障害者支援コーディネーターとして、茨城県における高次脳機能障害を持つ当事者および家族の支援経験を有している。これらの経験を活かし、地域に生活する高次脳機能障害者の支援の実際および、茨城県高次脳機能障害障害支援センターの役割、作業療法士に期待する役割について、事例などを通して教える. |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | コースオリエンテーション、高次脳機能障害治療理論 【高次脳機能障害】 |
1・2 | 高崎 | 講義・演習 |
2 | 2 | 軽度意識障害・知能、注意障害の概念・評価、介入原則、介入演習 【軽度意識障害・注意】 |
3・10 | 高崎 | 講義・演習 |
3 | 2 | 記憶障害の概念・評価、介入原則 【記銘・記憶】 |
4・10 | 高崎 | 講義・演習 |
4 | 2 | 失認の概念・評価、介入原則、介入演習 【認知】 |
5・10 | 高崎 | 講義・演習 |
5 | 2 | 半側無視の概念・評価、介入原則、介入演習 【認知】 |
6・10 | 高崎 | 講義・演習 |
6 | 2 | 失語症の概念・評価、介入原則、介入演習 【コミュニケーション】 |
7・10 | 高崎 | 講義・演習 |
7 | 2 | 失行症の概念・評価、介入原則、介入演習 【行為】 |
8・10 | 高崎 | 講義・演習 |
8 | 2 | 前頭葉機能障害、遂行機能障害、社会的行動障害の概念・評価、介入原則、介入演習 【感情・社会的行動障害・遂行機能】 |
9・10 | 高崎 | 講義・演習 |
9 | 2 | 地域における高次脳機能障害者支援の実際 【高次脳機能障害】 |
1~10 | (★浅野・★高松) | 講義・演習 |
10 | 2 | 高次脳機能障害者の支援の実際(就労支援・家族会・集団)) 【高次脳機能障害】 |
1~10 | 高崎 | 講義・演習 |
11 | 2 | 高次脳機能障害者の支援(事例検討・グループ発表会) 【高次脳機能障害】 |
1~10 | 高崎 | 講義・演習 |
12 | 0.5 | まとめ | 1~10 | 高崎 | 講義・演習 |