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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月8日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22333116 |
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授業科目名 /Course Name |
身体障害作業療法治療学演習(義手・装具) | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
3年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
白石 英樹 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
若山修一、唯根 弘、久保田茂希 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 金曜日 | 1 |
前期 | 金曜日 | 2 |
授業の概要 | 整形疾患領域における切断(手指、上肢、下肢)に対する基礎的な知識の習得と作業療法の基本的な介入について説明する。義肢装具(義手・義足・体幹装具)に関する定義、分類、目的、適応について説明し、作業療法士の介入や役割についての体系的知識を理解する。また、義手や義足の適合判定や補装具の支給体系について学修する。手や指の整形疾患における治療用装具・安静保持装具としてのスプリントの作製を行い、装具の基礎的作製技術の習得を行う。 |
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授業のキーワード | (上肢の切断)肩関節離断、上腕切断、前腕切断、手部切断、手指切断、(下肢切断)股関節離断、大腿切断、下腿切断、足部切断、足指切断、(義手)能動義手、装飾用義手、作業用義手、電動義手、など、(義足)大腿義足、下腿義足、上肢装具、体幹装具、下肢装具 |
授業の目的 | 切断部位による様々な障害に対する作業療法介入の考え・目的・訓練・援助などについて学び、また適応する義手や義足を用いた作業療法介入や日常生活介入方法などについて学習・習得する。また、切断や義肢に関連した支援機器(福祉機器)などの基本的知識についても学修する。各疾患障害による上肢装具、体幹装具、下肢装具についても学修を行う。 |
授業の到達目標 |
1.四肢(上肢・下肢)切断の分類や病態像・症状などを理解し説明できる。 2.義手の種類や構造と部品について理解し、説明できる。 3.上肢に関する義手(肩義手、上腕義手、前腕義手、手部義手、手指義手)について理解し、説明できる。 4.筋電義手の構造や各種部品について、理解し説明できる。 5.義手のチェックポイントや適応判定について、理解し説明できる。 6.義足の種類や構造と部品について理解し、説明できる。 7.下肢に関する義足(股義足、大腿義足】)について理解し、説明できる。 8.膝関節離断での膝義足、下腿切断での下腿義足】について理解し、説明できる。 9.足部切断での義足(サムイ義足・足部義足)、スポーツに用いる義足(スポーツ用義足)について理解し、説明できる。 10.手部外傷や神経障害における装具(スプリント)の目的や種類、適応、チェック(評価)について理解し、説明できる。 11.上肢の装具について、理解し説明できる。 12.体幹装具について、理解し説明できる。 13.下肢装具について、理解し説明できる。 14.スプリントの作製手順について理解し、作成準備ができる。 15.安静用スプリントを作成することができる。 16.スプリント装着による評価(チェック)を行うことができる。 17.切断・義肢・スプリントの適応や目的、介入や作製、評価などを理解し、説明することができる。 また、上肢・体幹・下肢装具について適応や介入、評価(チェック)などについて理解し、説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
切断部位や義手・義足、上・下肢装具、スプリントと疾患に関する事前学習および復習が重要になります。 |
教科書 | 1)作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト 義肢装具学 (株)メディカルビュー社 |
参考文献・その他資料 |
1)清水順市、青木主税「リハビリテーション義肢装具学」 第1版 2017年 (株)メディカルビュー社 2)澤村誠志「切断と義肢」第2版 2016年 医歯薬出版(株) 3)日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会「肢装具のチェックポイント」 第8版 2014年 医学書院 4)山口昇、玉垣 努「標準作業療法学 専門分野 身体機能作業療法学」第3版 2016年 医学書院 |
成績評価方法 | 4/5以上の出席を前提とし、客観式試験(100%)により評価する。学生の理解の程度により、必要に応じて小テストによる確認も行う。【再受験の取扱:無、出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から | 義肢・装具は作業療法の中でも知識と技術を必要とするもので、事前学習と授業後の復習が重要になります。また、必要に応じて各項目の時間割合の変更を行うこともあります。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
白石英樹 作業療法士で、身体障害の領域で臨床経験を有し、また現在も付属病院にて臨床業務を兼務し、整形疾患における上肢切断・義手の対象者への作業療法の経験を生かして、本科目の授業を行う。 若山修一 作業療法士で、身体障害の領域で臨床経験を有し、また現在も付属病院にて臨床業務を兼務し、整形疾患(手の外傷)対象者への作業療法の経験を生かして、本科目の授業を行う。 唯根 弘 作業療法士で、身体障害の領域で臨床経験を有し、また現在も付属病院にて臨床業務を兼務し、整形疾患(手の外傷)の対象者への作業療法の経験を生かして、本科目の授業を行う。 久保田茂希 作業療法士で、身体障害の領域で臨床経験を有し、整形疾患の対象者への作業療法の経験を生かして、本科目の授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 上肢・下肢の切断【切断】、義手の総論【構造と部品】 | 1・2 | 白石 | 講義・演習 |
2 | 2 | 肩義手、上腕義手、前腕義手、手部義手【上肢に関する義手】、筋電義手【構造と部品】 | 3・4 | 白石 | 講義・演習 |
3 | 2 | 義手のチェックポイント【適応判定】、義足の総論【構造と部品】 | 5・6 | 白石 | 講義・演習 |
4 | 2 | 股関節離断への義足【股義足】、大腿部切断への義足【大腿義足】 | 7 | 白石 | 講義・演習 |
5 | 2 | 膝関節離断での義足【膝義足】、下腿での義足【下腿義足】 | 8 | 白石 | 講義・演習 |
6 | 2 | 足部切断での義足【サムイ義足・足部義足】、スポーツに用いる義足【スポーツ用義足】 | 9 | 白石 | 講義・演習 |
7 | 2 | 【上肢の装具】肩装具・肘装具・手関節装具など、【手部装具】関節リウマチ、末梢神経損傷、脳卒中、脊髄損傷など | 10・11 | 白石 | 講義・演習 |
8 | 2 | 【体幹装具】体幹装具の構造と部品、【部位別体幹装具】頸椎・胸腰椎・側弯症 | 12 | 白石 | 講義・演習 |
9 | 2 | 【下肢装具】構造と部品、長下肢・短下肢・膝・靴型装具、など | 13 | 白石・唯根・若山 | 講義・演習 |
10 | 2 | 手部外傷・神経障害における装具【安静用と治療用のスプリントン】、作製 1(安静用スプリント)【スプリントの作製】 | 10・14 | 白石・唯根・若山・久保田 | 講義・演習 |
11 | 2 | 作製 2【夜間安静用スプリント】 | 15 | 白石・唯根・若山・久保田 | 講義・演習 |
12 | 2 | 作製 3【夜間安静用スプリント】 | 15 | 白石・唯根・若山・久保田 | 講義・演習 |
13 | 2 | 作製 4【夜間安静用スプリント】 | 15 | 白石・唯根・若山・久保田 | 講義・演習 |
14 | 2 | 作製 5【夜間安静用スプリント】、装着による確認【装着チェック】 | 15・16 | 白石・唯根・若山・久保田 | 講義・演習 |
15 | 2 | まとめと総括【理解度の確認】 | 17 | 白石 | 講義・演習 |