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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年12月12日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22313021 |
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授業科目名 /Course Name |
老年看護学援助論 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
3 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
3年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
看護学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
渡辺 忍 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
演習・講義:髙村祐子、鶴見三代子、山本潤、★大澤侑一 OSCE:看護学科全教員 |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 月曜日 | 3 |
前期 | 月曜日 | 4 |
授業の概要 | 老年看護学概論をふまえ、老年期を生きる人々の加齢変化、ならびに高齢者特有の健康問題の特徴について学ぶ。加齢変化、その他健康障害による生活への影響を最小にし、その人らしく生活するための看護援助のあり方と方法について学習する。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | 加齢変化や老年期特有の健康問題を理解するとともに、高齢者の自立支援にむけた看護の方法を習得する。また、多様な人生経験をもつ高齢者とその家族の生活背景や信条を尊重した援助の重要性を理解する。 |
授業の到達目標 |
1. 高齢者の加齢に伴う心身変化の成り立ちと評価方法について説明できる。 2. 高齢者特有の身体症状や健康問題の成り立ちを説明できる。 3. 加齢変化や健康問題によって生じている生活への影響を説明できる。 4. 高齢者の健康増進のための活動や看護の方法について説明できる。 5. 高齢者の自立を支援する看護の方法を説明できる。 6. 健康レベルに応じた看護の方法を説明できる。 7. 介護家族の動向を理解し、援助の方法について説明できる。 8. 実習で用いる看護技術を、対象者の個別性や施設環境の特徴を反映したかたちで、模擬患者等に対して実施できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 本科目は、授業時間外の学習を前提としています。教科書の該当部分を読み、疑問点を整理するなど探究心を持って授業に臨みましょう。また授業内で提示する事例展開については、各自の学習成果を持ち寄りグループ間で学びを共有し理解を深めてください。 |
教科書 | 1)北川公子「系統看護学講座専門Ⅱ老年看護学」医学書院 第9版 |
参考文献・その他資料 |
1)堀内ふき「ナーシング・グラフィカ老年看護学①高齢者の健康と障害」メディカ出版 第6版 2)堀内ふき「ナーシング・グラフィカ 老年看護学②高齢者看護の実践」メディカ出版 第5版 3)山田律子「生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図」医学書院 第4版 4)亀井智子「根拠と事故防止からみた老年看護技術」医学書院 第2版 5)泉キヨ子「看護実践のための根拠がわかる老年看護技術」メヂカルフレンド社 第3版 6)奥宮暁子「生活機能のアセスメントにもとづく老年看護過程」医歯薬出版 |
成績評価方法 |
筆記試験、演習レポート、演習や授業への参加状況、OSCE等により総合的に評価する。 【再受験の取扱:無、 出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から |
高齢者がどのような健康レベルにあったとしても、援助の基本は自立支援です。高齢者の強みやもてる力に着目した看護を行うための基礎知識を積み上げていきましょう。授業スケジュールは変更になることがあります。 ★大澤侑一(武蔵野大学教員) |
受講条件 | 特になし。 |
実務経験を有する担当教員 |
髙村祐子、鶴見三代子、山本潤、渡辺忍 看護師の実務経験を持つ教員が、その経験を生かし、高齢者に対する看護の方法について教授する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | オリエンテーション、心身の加齢変化とアセスメント① 【感覚・知覚系】【活動・運動系】 |
1 | 渡辺 | 講義 |
2 | 2 | 心身の加齢変化とアセスメント② 【呼吸・循環・消化吸収系】 |
1 | 渡辺 | 講義 |
3~4 | 4 | 高齢者体験、into aging | 1 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
5 | 2 | 高齢者に特有の身体症状のアセスメントと看護① 【発熱、嘔吐、脱水、浮腫】 |
2・3 | 山本 | 講義 |
6 | 2 | 高齢者の自立した生活を支援するための看護① 【食事、栄養】 |
3~5 | 矢野 | 講義 |
7 | 2 | 高齢者に特有の身体症状のアセスメントと看護② 【痛み、かゆみ、倦怠感】 |
2・3 | 渡辺 | 講義 |
8 | 2 | 高齢者の自立した生活を支援するための看護② 【排泄、清潔・入浴】 |
3~5 | 渡辺 | 講義 |
9 | 2 | 高齢者の自立した生活を支援するための看護③ 【コミュニケーション、生活リズム、睡眠】 |
3~5 | 髙村 | 講義 |
10 | 2 | 高齢者の自立した生活を支援するための看護④ 【歩行・移動、起居動作、廃用症候群、転倒】 |
3~5 | 山本 | 講義 |
11 | 2 | 高齢者に特徴的な健康問題に対する看護①認知機能障害 【認知症、認知機能の評価法】 |
2・3 | 髙村 | 講義・演習 |
12 | 2 | 高齢者に特徴的な健康問題に対する看護②認知機能障害 【せん妄、うつ】 |
2・3 | 髙村 | 講義 |
13 | 2 | 高齢者に特徴的な健康問題に対する看護③呼吸機能障害・感染症 【肺炎、インフルエンザ、感染性胃腸炎、疥癬】 |
2・3 | 山本 | 講義 |
14 | 2 | 高齢者に特徴的な健康問題に対する看護④運動機能障害 【骨折、骨粗鬆症、褥瘡、パーキンソン病】 |
2・3 | 山本 | 講義 |
15 | 2 | 高齢者のヘルスプロモーション活動 【フレイル、介護予防、セルフケア、閉じこもり】 |
3~6 | 渡辺 | 講義 |
16 | 2 | 高齢者の療養の場における看護の特徴 【介護老人保健施設、介護老人福祉施設、介護療養型医療施設、サ高住、認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護】 |
3~7 | 渡辺 | 講義 |
17 | 2 | 検査・治療・手術をうける高齢者の看護 【検査、薬物療法、薬物動態、手術療法、合併症予防】 |
6 | 山本 | 講義 |
18 | 2 | 老年期の代表的な疾患における看護過程の展開① <事例提示、記録の書き方、DVD視聴> |
1~6 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
19~20 | 4 | 終末期における看護の展開①② 【死因、死亡場所、死生観、事前指示、看取り】 【苦痛緩和、臨死時の援助、グリーフケア】 |
6 | 渡辺 | 講義・演習 |
21 | 2 | 介護家族に対する看護 【介護の社会化、家族介護のあり方】 |
7 | 渡辺 | 講義 |
22 | 2 | 老年期の代表的な疾患における看護過程の展開②【全体像把握】 <アセスメント、看護の焦点の明確化、優先順位> |
1~6 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
23 | 2 | 老年期の代表的な疾患における看護過程の展開③【看護計画の立案】<看護の焦点の抽出、目標設定、計画立案> | 1~6 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
24 | 2 | 老年期の代表的な疾患における看護過程の展開④ 【看護計画の実施・評価方法、看護計画のグループ共有】 |
1~6 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
25~26 | 4 | 老年期の代表的な疾患における看護過程の展開⑤⑥ 【看護過程展開の発表】 |
1~6 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
27~28 | 4 | 老年期の代表的な疾患における看護過程の展開⑦⑧ 【看護計画の実施・評価】 |
1~6 | 渡辺・髙村・鶴見・山本 | 演習 |
29 | 2 | これからの老年看護の展望 | 1~7 | ★大澤 | 講義 |
30 | 2 | 客観的臨床能力試験(OSCE) | 8 | 看護学科全教員 | 演習 |